宗教心 

日本人はあまり宗教を持ちません。
14年前の調査なのですが、日本の新聞社が「あなたは何か宗教を信じていますか?」と尋ねたのに対して「信じている」と答えたのは22%だったそうです。しかし

    「神や仏

は存在すると思いますか?」と尋ねると40%の人が「存在する」と答え、「幸せな生活を送る上で宗教は大切だと思いますか?」と問うと62%は「そう思う」と回答したそうです。さらに、お盆やお彼岸の墓参りは76%が、初詣は70%が「する」のだそうです。
「宗教論」ではなくて

    「生涯学習論」

という授業でこういう話をしました。宗教は強烈な生涯学習になり得るからです。
学生に聞いてみても、無宗教の人はやはり多いですね。でも、法事に参加し、神社詣でをし、教会で結婚式を挙げたいといい、クリスマスにはパーティをするという、多宗教(?)でもあるのです。私も似たようなものです。神も仏も信じていませんが、宇宙の意思のようなものを感じることはありますし、自分の心の問題として宗教心のようなものがないともいえません。
学生の頃は夙川カトリック教会の宗教音楽演奏会にはしょっちゅう行っていましたし、東大寺の修二会の行(ぎょう)を見学させてもらったこともありました。聖書を読む会にも入りましたし、法華経も般若心経も読みました。座禅も好んでしますし、宗教画も仏像も好きです。

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ただ、宗教はお金だとか教団におけるステータスなどの問題がからんでくると面倒な話になってきます。
ある学生がこんな話をしていました。友人が、高校時代の友だちに食事に誘われ、何とも思わず行ったら、そこには友人の入っている教団の人がいて、

    しつこく勧誘

された上、ビデオだけでも観てくれと言われて付き合わされた、というのです。
騙すような誘い方はどうなんだろう、と学生は言っていました。
布教するのは教団にあっては重要なことでしょうから、この友人の友人はそれをしただけなのかもしれませんが、付き合わされる方はたまったものではないと思います。
私も学生時代に駅前にしょっちゅう宗教関係の人がいて、「魂を浄めてあげます」などといわれて困ったことがありました。「はいはい、どうせ私の魂は浄くないですよ」と言うわけにもいかず、適当なことを言って断っていましたが。
かつて日本中を震撼させた

    カルト教団

の話もしました。地下鉄サリンその他の事件は学生の生まれる前の話ですから、彼女たちは知らないのかなと思っていたらとてもよく知っていました。
よりよく、勇気を持って生きる助けとなることもあれば、宗教ほど人を殺したものはない、ともいわれます。強烈な学習作用を持っているだけに、宗教は無垢で若い学生にとっては、どう関わるか難しいものでもあります。

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