本所に行きたい 

以前、しばしば東京に行っていました。しかし、経済的な理由でもう5年以上行っていないと思います。
勉強のためにもなんとしても行きたいのですが、そういう経費を認めてくれないのですべて自腹。そうなると今の私には無理なのです。
東京のどこかで、報酬はゼロでも交通費を出してくれる仕事があったら、ホイホイと飛んでいくのですが(笑)、それもまた望むべくもありません。
東京に行く場合、以前は必ず国立劇場がらみでした。文楽のある2、5、9、12月に合わせて仕事をでっち上げて(笑)行ったものでした。
そして、その都度といってもよいくらい、

    上野、浅草、両国方面

に行きました。上野は国立博物館、都美術館、芸大などが目的地という場合が多く、パンダは全然見に行っていません。で、浅草を歩き、隅田川を渡って、向島とか本所、深川。どうも下町が性に合うようなのです。歌川広重の

    名所江戸百景

に描かれるあの辺りの風景はとても好きで、さすがに今はもうその名残はあまりありませんが、せめてその跡地をもう一度訪ねたいと思いながら今に至っています。
本所、両国と言えば吉良邸跡があり、富岡八幡宮があり、回向院があり、相撲部屋があり。赤穂御一行様の跡を追って、永代橋の方まで歩いたこともありました。

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本所界隈に行きたいという思いが募る理由は二つあります。ひとつは来年できるという

    すみだ北斎美術館

にいってみたいことです。北斎は本所割下水で生まれたので、墨田区によって元津軽家屋敷のあったところに美術館が作られるとのことです。
ただ、なんだか建設の過程を観ているとすったもんだしているように見受けられるのですが、完成してうまく運営されるのでしょうか。
もうひとつは先日このブログに書きましたが、野澤松也さんとお約束している

    本所七不思議

を素材にした短い素浄瑠璃台本を作るためです。あのあたりの雰囲気についてはある程度はわかっているつもりなのですが、そのつもりで現場に行ってみて初めて気がつくこともあるかもしれないということもありそうに思うので、ぜひ訪ねたいのです。
七不思議の中には、今の同愛記念病院(墨田区横網)の場所にあった「平戸新田藩松浦家上屋敷の椎の木は一切落ち葉がなかった」というただそれだけの「不思議」もあるのです。特におもしろい話ではないのですが、これだけを素材にして何か話を作るとしたら逆に何でも書けるのです。
ですから、一度この病院界隈を歩いてみたい。
先に書きました津軽家には「津軽の太鼓」という、これまた特に不思議でもない話もあります。津軽家の火の見櫓は太鼓を打つことが許されていた、というだけの話です。これも何かできそうな気がします。逆に「足洗い屋敷」というのがあって、天井から足が突き抜けて降りてきて「足を洗え」というというこれはもうとんでもなく「不思議」な話があります。しかしこういうのはかえって作りにくいのです。

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