なつやすみの遠足(5) 

思いのほか長い話になっています。
隠元橋のあたりは岡屋の津と呼ばれた水上交通の要衝になっていたところで、このあたりに近衛兼経が別荘を構えるとさらに交通が盛んになったそうです。そして、その東詰めには隠元禅師の着岸を記念した、まだ新しい石碑が建っています。私がこれを見たのは初めてです。

隠元禅師登岸之地8月28日
↑黄檗開山隠元禅師登岸之地の碑

碑には、

  黄檗開山隠元禅師登岸之地

と刻まれています。
台座は亀で、いわゆる亀趺(きふ)です。そして碑には二羽の鶴があしらわれ、碑の上には螭首(ちしゅ)が載っています。
なかなか立派なものなので、しばし見とれていました。

隠元禅師登岸之地亀ふ8月28日
↑碑の台座(亀趺)

隠元禅師登岸之地龍8月28日
↑石碑の上部に置かれた螭首

また寄り道をしてしまいました。そこからしばらく歩くともうひとつの許波多神社です。朱塗りの本殿で境内はさほど広くはありませんでした。

許波多神社(五か庄)8月28日
↑許波多神社(宇治市五ケ庄古川)

ここでまた休憩していると、風がとても心地よく、その風が連れてきたのかと思うような女性が実に真剣に何やら祈願されていました。拝礼の仕方もきちんとしており、たいしたものだと思いました。
これで木幡での目的はとりあえず果たしました。もう一か所、近くの

    二子塚古墳

に行っておこうと思い、足を伸ばしました(ほんとうは先にこちらに行くはずだったのですが、道を間違えたために・・・)。ここは、今は公園になっているのですが、誰もいませんでした。本来は前方後円墳で、後円部はすでになく、前方部の一部が堀とともに残っています。ここで休憩していると(休憩ばかり)風がとても心地よく、まったく暑くありません。雲も出てきて、日が翳り、気持ちよくて寝てしまいそうでした。

二子古墳公園8月28日
↑二子塚古墳

にほんブログ村 演劇ブログへ
 ↑応援よろしく!

kgaeonrjuiをフォローしましょう

ものはついでです。時間が少しだけあったので、ここまで来て挨拶もしないのはまずいだろうと思い、隠元禅師の

    黄檗山萬福寺

に立ち寄りました。この時は外国人が数人いただけで、ひっそりしていました。

万福寺

万福寺総門8月28日
↑萬福寺総門

寺の前にある明恵上人の駒蹄跡園(宇治の人が茶の種をどうやって蒔くのか困っていたときに、明恵上人がこの馬の蹄の跡に蒔きなさいといった)の碑を眺めて、これでもうほんとうに今回の遠足の「宇治の部」は終わりです。

駒蹄影園跡8月28日
↑明恵上人駒蹄影園碑

京阪電鉄の黄檗駅まで行って、そこからはまた中書島経由で、今度は大阪の京橋まで行きます。
で、電車に乗ってしばらく行くと窓に水滴が。ふたつめの許波多神社や二子古墳公園で吹いていたあの涼しい風は雨を呼ぶものだったようです。中書島あたりはかなり強い雨で、傘を持っていなかった私はホッとしました。
時刻は夕方の4時半近く。ちょっと早いかなと思いながら淀屋橋方面行きの電車に乗ります。

    淀、橋本

など、文楽でもおなじみの土地が駅名になっています。
乗り馴れない電車に乗ると、こういうのもまた楽しみです。そして京橋から森ノ宮。この日の最終目的地は大阪城の近く、森ノ宮でした。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/3621-519541f6