コロー 

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796〜1875)は私の好きな画家です、と以前申しましたが、別に私はこの人の画業について詳しいわけではないのです。美術展でコローの絵に遭遇すると「やっぱり、いいな」と思う程度で、画集すら見たことがありませんでした。
学生の頃、奈良で

    モルトフォンテーヌの想い出

を観て心の琴線に触れたので、それ以後気になる画家ではあったのです。しかし伝記を読んだ事もなければ、専門家の解説にふれたこともなかったのです。 それでも「好きな画家は?」と聞かれたら、なんとなく「コロー」と答える事が多かったように思います。
奈良で観たのは「バルビゾン派の絵画」というテーマで、ほかにミレー、ルソー、トロワイヨンらの作品もありました。2008年には神戸で「コロー 光と追憶の変奏曲」という特別展があり、「モルトフォンテーヌの想い出」に再会できたほか、「青い服の婦人」「ヴィル=ダヴレーのカバスュ邸」そして“コローのモナリザ”こと「真珠の女」なども観ることができました。そのほか、さまざまなテーマの美術展でも少しずつ観てきましたので、これまでに何点の作品を見たのかは自分でも分かりません。
この間ここに「コローが好きです」と書いてしまったので、コローに詳しいと思われた方がいらしたようで、そうではないのです、ということを申し上げたいのですが、少しは

    勉強しようかな

という気持ちにもなりました。といっても、図書館に行って本を借りるのが精一杯です。地元の図書館に、別のことを調べに行った時に探してみました。

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しかし、研究書はもちろん、画集でもタイトルに「コロー」と付くものが目に入らず、やはりあまり受けないのかな、と残念に思いました。ただ、ハンドブックのようなシリーズ物(新潮美術文庫)の一冊に「コロー」がありましたので、それを借りてきました。
京都市美術館で観てきた「コローのアトリエ」「身づくろいする少女」のうち、後者については写真付きで解説がありました。一方、前者については触れられていなかったのですが、よく似た絵がありました。
無知をさらけ出しますが、コローには

    アトリエシリーズ

という、アトリエにいる女性を描くものがいくつもあるのだそうです。今回出ていたのはそのうちのひとつということでした。アトリエ、女性、楽器。これらはコロー好みの素材ということです。で、ちょっと調べたら、神戸の展覧会で私はそのひとつを観ていたのです。でも、覚えてないんです。
コローの絵は

    褐色系

がとても印象的なのです。そしてそこに例えば赤とか青とか、そういう色が出てくるからよく映えるように感じます。「コローのアトリエ」のいくつかの絵は赤いリボンと上衣、「青い服の婦人」はもちろん青い服。
「チェロを弾く修道士」「身づくろいの少女」は褐色系のモノトーン。
このハンドブックで30枚あまりのコローの絵を観ることができました。これからは観たもののリストでも作っておこうかな、と思ったりしています。

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