安保反対 

私は幼い時に表題に掲げた言葉が世の中を賑わせていたことをかろうじて覚えています。

     「あんぽ、はんたい」

と言いながら大勢の人が練り歩いているのが、おぼろげながら記憶にあるのです。まだ白黒だったテレビで観たのだと思います。新聞は読めなかったはずですが、幼稚園児のくせに漢字が好きで、「安」「保」という文字は覚えていました。
今年は同じ「安保」でも国際条約ではなく、国内法についてのデモが各地でおこなわれていました。
私はこれについてはどこにも何も書きませんでした。その理由は、「よくわからない」ということに尽きるのです。法案の条文を読んだわけではありませんし、人と議論することができないため、この話題を口にしたこともないのです。
知識としては新聞くらい。
私が主に読んでいる新聞は真っ向から反対していました。ツイッターでもFacebookでもずいぶん発言がありましたが、私の知り合いはほとんどが反対派。
新聞や知り合いに流されて、というわけではないのですが、わずかな知識をだけで判断するなら、私も賛成はできませんでした。

     憲法に抵触する

可能性が指摘されているという理由一つを取っても賛成というわけにはいかなかったのです。今の総理大臣があまりにも頼りなくて信用しきれないという思いもあります。ただ、内容を詳しく知っているわけではありませんので、論陣を張るようなところまではいかないのです。

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こういう場合、私は賛成派の意見を聞きたくてしかたがないのです。必ずその意見にも一理はあるはず。なぜ賛成するのだろうか。それを冷静に虚心に聞いてみたいと思うのです。そんなとき、人とじっくり話せないのは致命的です。
ネット上では教われません。展開しているのは主に賛成派と反対派の罵り合いで、お互いのちょっとした行動について中傷するような発言も多々見られました。こういうのはなんとも

    不毛

に思えて読む気もしませんでした。
丁寧に教えてくれる人がいて、それを私がしっかり受け止める能力があれば、その上で判断できただろうな、と思うのです。
反対する学者の集まりには友人知人も多く名を連ねていました。私は意見表明もできずに、よくわからないまま時間ばかりが過ぎていくことに忸怩たる思いを抱いていました。まあ、私は学者と呼べる者ではありませんのでそんなに責任は感じなくていいのかもしれませんが。
特にこの夏は、人と会わない、ということは当然人と話さない、そんな生活をしていましたので、安保法のみならず、世間のあらゆることに疎い状況になっていました。
結局、安保法は

    成立

しました。
今後も、世の中からこうして遅れて、自分の意見を確立することすらできないのだろうかと思うと、そのことが恐ろしくてなりません。

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コメント

どうなるんでしょう日本は…

憲法、外交、国会運営、マスコミ・・・いろんな問題が起こって、問題点を挙げるだけでレポート10枚くらいになってしまいそうですので、「幹」のところだけ記すと以下のようになるかと思います。

■日本が他国から侵略されそうになったとき自衛するのは個別的自衛権。日米安保条約があるので、もしも中国や朝鮮半島など日本の周辺で戦争が起こって日本に攻撃がされそうなとき日米が協力して戦うのが周辺事態法。これも個別的自衛権の範囲。

■これに対して、友好国が一体になって共通の敵国と戦うのが集団的自衛権。ところがアメリカの思惑はすこし違っていて、友好国=アメリカが世界のあちこちで戦争するとき日本人も参加するようにと要求しています。ドラえもんのジャイアンとスネ夫の関係ですね。ジャイアンがケンカするときは、どこの横丁であってもスネ夫は付いていくのです。

■この要求はとても古くって、朝鮮戦争のあった1950年から続いています。歴代の政権は、「集団的自衛権は憲法に反するから無理。その代わり個別的自衛権をすこし拡大するから」と折り合いをつけ続けてきました。

■ここにきてアメリカの要求はまた強くなりました。どうもアメリカの軍事行動の計画には、すでに日本の自衛隊が組み込まれてしまっているようです。これに対応したのが国会で問題になった自衛隊内部文書です。

■世界の警察を自認するアメリカはよく戦争をします。相手国に「罪」を作り上げてでも戦争をふっかけます。イラク戦争の発端になった「大量破壊兵器」はいまも見つかっていません。というか最初っからなかったのですね。

■なんでアメリカは戦争をしたがるのか。そのひとつの理由に、アメリカの経済に大きく占める巨大な軍需産業があります。軍需産業が作った商品である兵器は、他国に売るか、それとも自国で使うかしかないのです。

これから日本はどう変わっていくのでしょうか。

♪やたけたの熊先生

詳細にありがとうございました。
アメリカの思わくをいかにぼかして日本国民を言いくるめるか、という印象を持っていたのですが、ますますその気持ちが強まりました。
政府も「きっとこれでいいんだ」という程度にしか思っておらず、確信を持ってこの法案を出しているようには思えなかったのですが、それを押し付けられる国民はたまったものではないとも思います。

非・公開コメントで、お願い申し上げます。

20年くらい前のカンボジアPKOでの、文民警察官の男性の殉職が発端になって、
ようやく現実的な議論が始まったのが、悔しい限りです。
訓練された兵隊さんではなく、警察官が戦闘区域で死亡。
あれは9条のやるせない現実だったと思います。

戦闘区域に赴任して、銃を向けている外国の人に向かって。
私は日本人なので、銃は所持していますが、発砲は許可されていないので、撃ちません。
しかも軍人ではなくて、警察官なので、避けて下さい。と、告げて。
あ、なるほど日本人ですか、じゃ仕方ないネ。と、見逃して貰える。

そんな、比較的安全な危険区域って、この世のどこに有るんでしょう?

戦闘区域って、そんなもんじゃない。
だから、自衛と応戦は≒だ!!と、現場の声を代弁しての、賛成派なのか?
その矛盾を追及した上で、代替案を用意した上での、反対派なのか?

そのあたりが曖昧なのに。
反対することが平和を愛する、正しい人のように報道している用意聞こえます。
反対する人に、代替案を求める声が少ないのも不思議です。

国会中継の反対派の人たちを見ていると、ボクシングで例えるなら。

一発も打たずにガードだけでKO勝ち(12Rの判定勝利でも可)して来い!!と、
言っているようです。物凄い戦術です、実現して教えて欲しいです。

安保を国内で成熟させる前に。
まずは国連で常任理事国になってからでないと、海外派兵の議論には、参加しません。
と、言いきってはダメなのでしょうか。

いつまでも、過去の汚点を浄化する、濃い消毒液のままの憲法9条では、
健全な肌すら荒れると思うので、条例と言う緩和液は必要だと思います。

戦闘区域に行く場合の条例を作りたいだけだと、言えばいいのに安倍さん・・、あ、中谷さんなのかな?

因みに、以上のコメントの浅はかさや、奇天烈さが。
健全な反対派の方々や、見識ある方には不快だろうな、とセンセが思われましたら。
内緒コメントになさってくださいませ。一応、後悔コメントにしておきます。
あ、公開か。(私が何よりも曖昧な日本人だ)・・失礼しました。

  • [2015/10/03 10:59]
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  • 押し得子です。
  • [ 編集 ]
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♪押し得子先生

ありがとうございます。教わるばかりです。
今特にコメントはできないのですが、しっかり読ませていただきました。

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