座左の書 

座右の銘とか、座右の書とかいいます。銘はともかく、書についてはちょっとした違和感を覚えます。やはりこれは右利きの人が考えた言葉かな(笑)、と思ったりして。
パソコンのキーボードもやはり右手をよく使うようになっています。私のキータッチがへたなのはそのせいだ! ということにしておきます。もっとも、今さら左利き用に

  左右逆になったキーボード

を作ってもらっても使えませんが。マウスもやはり右側に置いてしまいます。
私はすぐに手に取りたいと思うような本は右側には置きません。仕事場では真後ろと左後ろ、家ではすぐ左側です。いわば「座左の書」ですね。
たとえば辞書。今はパソコンでやスマホで国語辞典は引けますので、すぐに意味が分かるのですが、古語辞典に関してはどうしても満足のいくものがなく、

    紙の辞書

に頼っています。
辞書はなんといっても用例がどれだけ的確か、というのがポイントです。最初に挙がっている現代語を鵜呑みにするのではなく、用例をみながら意味を考えていくことになります。国語辞典はある程度用例が頭にありますから、パソコンで検索してもかなり使えます。手元にもごく簡単な国語辞典は置いていますが、もう古くてあまり役にたちません。日本国語大辞典というのがあるのですが、重くて何冊もあるので、これを使うのはけっこうしんどいのです。

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古語辞典で一番よく使うのは岩波の古語辞典で、これだけで5冊持っています(笑)。といっても、自分で買ったのは1冊だけで、あとは本屋さんがくれたのと学生さんが置き忘れて卒業してしまい、連絡したら

    「もういらない」

というのでもらったものです。岩波の本は傷んだり版がかわったりすると本屋さんも手に負えなくなることがあるみたいで、仕事場にもってきてくれて「これ、いりませんか?」と言われるので「いります、いります」。それを繰り返していつのまにか増えてしまいました。
その5冊を家と仕事場に置いて、しかもあちこちに分散してどこでもさっと手に取れるようにしています。で、それらはやはりデスクの左側にあります。

辞書以外では、何かというと参考にする

    古今和歌集

を常にそばに置いています。この歌集はもうバイブルのようなもので、単に和歌の名作というだけでなく、日本人の美意識を探るときなどにとても役に立ちます。
今は畏友の書いた角川のソフィア文庫のものを使っています。文庫ほんはありがたいです。万葉集も新古今集も大事ですし、伊勢物語、源氏物語などももっとも重要な古典としてそばに置きます。ただ、スペースの問題がありますので、文庫本を置いて、必要があれば注釈書を探しに立ちます。
あとはそのとき勉強していることに最も関わりの深い本を、一時的に置いておく場合があります。今なら藤原道長の本などを置いています。
しょっちゅう使うものは常にそばにあり、使わなくなると自然にデスクから離れていきます。今日も座左の書にお世話になります。

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コメント

座・中央の書。

ほほぉ、センセはマウスを右使いですか?サウスポーさんはマウス左使いが多いのに、センセ、器用ですね。
あ?・・・そっか、左に頻度の多いものを置くから、マウスは右なのかな?そうか、そうなんでしょうね。

ところで、我が家では(とある処でも)、何故かいつの間にか、忠岑サマが中央に鎮座されております。

本棚になおした筈なのに、何処からともなく中央に坐して居られます。(読む人がいるからだろう) 

そういえば、
@使わなくなると自然にデスクから離れていきます。

・・・この自然現象を起こす能力、本気で分けて頂きたいです。我が家では起こり得ない自然現象だ・・。いいなぁ。。

と、そんなことより、忠岑サマ。
ハードカバーなので、持ち歩きづらいのが難点でして。文庫本にしてくれないかしら・・岩波さん・・。
センセ、よろしくお願いいたします。

それにしても、百人一首と業平サマは、つくづく、永遠に平和だなと、思います。(・・色んな意味で)

  • [2015/10/03 19:15]
  • URL |
  • 押し得子です。
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

♪押し得子さん

お箸と鉛筆以外は左なのですが、キーボードは大学生のときに初めて叩いたわけで、最初から右利き同然の使い方をしていました。
マウスもクリックの時はやはり右手のほうが簡単で、もう左手ではだめですね。ただ、空いている左手でひょいと本を取り出したりできるので、両刀遣い。効率的です。
「忠岑さま」というのは私の書いた本ですね。日本で一番熱心如んで下さっているのは押し得子さんとその母君だと思います。あの本はまだ私の手元にかなり残っているのですが、行き場が無くてかわいそうです。

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