草食系 

前期の授業の中で、ある学生が料理学校の前を通ったら、女性に混じって若い男の子が一生懸命学んでいた、という発表をしてくれました。そして彼女はこの男の子(20歳前後)のことを

    かっこいい

と言っていました。若い男性が化粧をしたり、おしゃれと称してアクセサリーを多用したりしているのはまったく評価しない人が多いのですが、家事のできる男の子は「かっこいい」という意見が多かったのです。昔は「男子厨房に入るべからず」という雰囲気があり、下手に台所に入ろうものなら「ゴキブリ亭主」とまで言われたのですが、変わってきました。
学生だけではありません。女性の多くは料理のできる男性を好意的に見る人が多いのではないでしょうか。ゴキブリというのは台所にチョロチョロするからそういわれるのであって、どっかりと台所で働いていたらむしろ褒められるのではないかとも思います。
私は料理がダメなのですが、それでも必要に迫られて作っていましたし、今でもしばしば包丁は握ります(かなり危なっかしいですが)。今は

    クックパッド

とかオレンジページとか、簡単にレシピが調べられますので、それに従って材料を買いにいけば何とかできないことはないのです。
一人暮らしを始めた学生もクックパッドにはお世話になると言っていました。前述の料理学校の男の子は、どういう目的なのかわかりませんが、技を身につけておくのは悪いことではないと思います。

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同じ授業の中で「最近の男の子はどうもはっきりしない人が多い」と言う学生もいて、そういう男の子はすっかりおなじみになった「草食系」ということばで言い表されるようです。私はついうっかり「実は、私は

    元祖 草食系

なのです」といったら、これがかなりウケてしまいました。
実際、私は優柔不断で、こうしてほしいと望むことをはっきり言わないところがあり、女性には弱く、俺についてこいというタイプとは全く違いますので、たぶんこの自己評価は大きな誤りではないと思うのです。
同じように草食系のように見えても

    ロールキャベツ男子

というのもいて、これが学生にはなかなかいいのだそうです。一見キャベツ(草食系)で、中味は肉(肉食系)ということのようですが、やはり中味は熱いものがないといけないのですね。
『源氏物語』の主人公の光源氏は「草食系」とは思えず、いろんな女性に手を出すところなど学生からの評判はよくありません。だいたい源氏物語の話を始めて一か月くらいは彼の人気は最低なのです。ところがいくらか読み進めていくと評価が変わってきます。「肉食系」のがつがつした部分ばかりが見えていたのに、実際は情けないところもあり、うまくいかないところもあり、その結果、かれもまた「ロールキャベツ」だったのかもしれない、という見方が出てくるのかもしれません。
かの、料理学校に通っている男の子なども、まさにこういう感じではないのかなと思います。ロールキャベツを作らせると天下一品で、だからこそ「かっこいい」のでしょうか。

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