最後の数行 

戦争はやめるのが難しい、といわれます。
引退も難しいです。引退の時期を逸する方もいらっしゃるように思うのですが、ご本人にすればまだまだできると思われるのでしょうね。
文楽の

    竹本越路大夫師

は70代半ばで引退されました。引退公演も堂々たるもので、どうしてこれだけの語りがおできになるのに引退されるのだろうと思うくらいでした。
住大夫師はお元気でしたから、80代の終わりまで現役。しかし大阪市長の文楽への無理解の騒動の時に脳梗塞をなさいました。そのあと復帰されましたが、ご本人も納得できない語りだったようで、私は88歳のお誕生日を迎えられる一昨年の11月公演で引退なされば、と思っていました。結局そのあとの4月、5月まで舞台をお務めになりましたが、いずれにせよ、あのご病気は残念でなりません。
今tとても残念な気持ちになっているのは、申すまでもなく

    嶋大夫師

のことです。少し事情はうかがったのですが、まだ力はお持ちですので、あと数年は現役を続けていただければ、と思っていたのです。
野球選手もこの時期になると引退が次々に発表されます。まだ30代かせいぜい40代初めの方が多いので、第2の人生の方が長い方が大半。これからがおもしろい人生です。
中には50歳まで現役を続けた「野球界の住大夫」もいらっしゃいますが、今年で引退。皆さん、ご苦労様でした。

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この秋は、短い創作浄瑠璃を作っています。以前ここに書いた歌舞伎の野澤松也さんに差し上げるためのものです。電車に乗る時は思いついたことをバインダーに束ねた紙に書き付けては家で整理しました。散歩する時も何かいい言葉がないか考えながらで、思いついたら携帯にメモ書きしました(さすがにバインダーは邪魔なので)。土日は授業の予習が済めばほとんどこれにかかりっきりになって、一語一語を練り続けました。

    短編浄瑠璃

ですから、あらすじが決まればさらさらっと書けそうなものですが、そこが無能な私のことです。そう簡単にはいかないのです。語彙の少なさが今さらながらいやになります。
能勢町のために書いたものは原稿用紙30枚ほど、国立劇場の募集に応じたものは50枚くらいでしたが、今書いているものは10枚足らずで終わるものです。
それなのに、ずいぶん長い時間がかかっています。特に

    結末の数行

がどうにも書けないのです。
話は決まっていますが、どう終わらせれば浄瑠璃らしい形になるのか、そこでずいぶん悩んでいます。
それにしても、書くスピードが落ちてるんじゃないかな? 私ももう引退しないとダメなのかな。

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