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満腹感 

ダイエット生活を始めてから、ほんとうに食べるものが減りました。これでも生きていけるんだ、と改めて思うようになり、倹約にもなるのでまだまだ続けたいと思っています。
早食いはダイエットにはご法度だそうです。食べてすぐに満腹感は得られないのだそうで、あわてて食べると満腹になっても気がつかずにもっと食べないと気がすまない、ということになるようで、結果的にカロリー摂取が多くなりすぎるのだとか。
もちろんだらだらいつまでも食べるのもよくないわけで、ある程度の時間をかけてうまく

    腹八分目

に抑えるというのが重要なのだとか。そのためにはしゃべりながら食べればいいわけです。私は会話が困難なので、それが難しく、結局食べるのに専念しがちで、注意せねばなりません。
ただ、最近は腹七分目くらいしか食べていませんし、間食をしませんので、ほとんどいつも

    空腹感

を持っています(笑)。これもまた寂しい話ですが、貧困生活にはちょうどいいくらいです。
新婚生活と貧困生活は一字違いで大違いですね(笑)。

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芝居を見終わった直後に、「満腹になった」とおっしゃる方がしばしばいらっしゃいます。とても感受性の豊かな人で、こういう人が私はうらやましいです。
私は鈍いので、終わってからしばらくしないと満腹感がわいてこないのです。
文楽で言うなら、劇場から出て日本橋か難波で地下鉄に乗る頃から徐々に体が熱くなってくる感じで、梅田で阪急電車に乗り換えるあたり(芝居がはねてから約30分後)で

    カッカと興奮

してきます。
その辺で誰かに話しかけたくなって、といっても周りの人はスマホに夢中の他人ばかりですからそうもいかず、熱い思いを抱きながら帰って布団に入ってまた興奮し続けるのです。
こういうときにお酒を飲んだらおいしいんだろうなと思います。やはり芝居のあとに酒を飲むというのはとてもいいことだと感じるのです。あいにく私は禁酒状態のため、この11月公演でもひたすら熱くなっている身体をもてあましつつ眠りに落ちるだけなのですが。
いささか違う意味になるのですが、古典を読んだり、古典的な芝居を見たりすると、満腹感を得るためにはやはり

    いくらか時間が必要

なのではないかと思うことがあります。
もちろん中には始めて文楽を観てあまりの面白さ人めり込んだという人もありますが、私など「なんやねん、これは?」と思って、これが今の時代まで受け継がれているということは、きっと相当面白いものであるに違いないと思って、しばらく通ってみることにしたらいつの間にかやめられなくなっていた、という感じでした。
一回観た(読んだ)だけで「おもしろくない」と決めつける人がいますが、もったいないと思います。学生に『源氏物語』の話をしていると最初は「なにこれ?」とう顔をしている学生の中に、途中から『これって、おもしろいやん」という顔に変わってくるものがあります。
そういう瞬間が、古典を教える(あるいは伝える)ことを仕事にしている者が仕事冥利に尽きるときなのです。

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