久保田 

新年にはお酒を飲むようにしています。日本酒です。学生時代など、日本酒はほとんど魅力を感じなかったのですが、今はとても好きです。やはり文化というものは、それを受け入れる人が齢を重ねることで味わいが理解できるようになる、という面があります。学生に「文楽はおもしろい」といくら力説しても、わからない人にはわかりません。それでもいいのです。時がくればパッとわかることもあります。
日本酒と言えば、ときどき書きますが、西宮の

    白鷹 (はくたか)

が好きではあるのです。しかし、生活費の節約のために普段はまるで縁がありません。もうかれこれどれくらい飲んでいないのか、忘れてしまいました。そこで、新年こそ白鷹をと思って昨年末に近くの酒屋に行ったのです。
特にどうということのないディスカウントの酒屋なのですが、いろいろな銘柄を揃えようとしているようで、見ているだけでもそこそこおもしろいのです。
池田の

    呉春

も、以前は置いていなかったのですが、このところ常備しているようです。二十年ほど前に関西に戻ったころ、呉春を飲みたい時にはわざわざ池田の特約店(?)のような酒屋まで買いに行ったことがあります。朝十時から販売します、というので少し早めに行ってみると長蛇の列。整理券を配ってくれるのですが、私の順番ではもう「特撰」が買えませんでした(買う気も無かったけど)。そんな苦労をしただけに、今、こうも手軽に手に入ると、何だか張り合いがありません。

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この店、普段は「白鷹」を置いていないのです。目の毒なのでかえってありがたいです(笑)が、さすがに年末には一升瓶がありました。これにしっかり目を付けて、他のものを見回りました。灘の「菊正宗」「桜正宗」「剣菱」「白鶴」など、西条の「賀茂鶴」、土佐の「土佐鶴」「司牡丹」、その他にも伏見、加賀、越後、さらには東北のものもあります。かつては幻の銘酒とまで言われた

    「越の寒梅」

がなかなか完売せずにケースに山積みされていました。値段も以前のように目が飛び出るものではないように思うのですが、そんなことはないのでしょうか。
このお酒も何度かいただいたことがあるのですが、私のような味オンチにはさほど強い印象を残すものではありませんでした。
最近人気のある

    「久保田」

もたくさん並んでいました。ちょっと高いので諦めましたが。で、結局「白鷹」を買って、と言いたいところなのですが、たまたま手元不如意で(年中不如意ですけど)、その日は見物だけで帰ってきました(ナサケナイ)。
すると、どういうわけか、さるところから「久保田」の一升瓶をいただいたのです。
もうこれで新年のお酒は決まってしまいました。
それにしても私はいつになったら「白鷹」にめぐり逢えるのでありましょうか。

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