初夢 

何だか1か月ずれた記事が続きます。昨日まで書いていた七福神はそれぞれ福徳をもたらしてくれるのだそうで、私もそのお裾分けを願ったわけではない、と言うと嘘になります。私には「福徳」などというのは似合わない気はするのですが、お裾分け程度ならいただいてもいいのではないか、そういう時にはいい初夢を見るといいかもしれません。となると、回文になっている、
  ながきよの遠の眠りのみな目覚め
      波乗り舟の音のよきかな
の歌の書かれた七福神の絵を枕の下に入れなさい、といいますね。宝船に乗って福がやってくるというのですが。へりくつをこねると、この歌は回文にはなっていません。「遠の眠り(とほのねふり)の」を引っくり返すと「のりふねの『ほと』」になり、歴史的仮名遣いとしては「音(おと)」にはなりません。しかしそんな夢のないことは言わないことにしましょう。ある学生が

  「一富士二鷹三茄子
     四扇五煙草六座頭」


を知っていました。普通は「三茄子」までだと思うのですが、どこで覚えたのか、すらすらと「六座頭」まで言ってのけました。
「富士山」「鷹」「なすび」は駿河の国の「高いもの」という説があります。富士は言うまでもありませんが、鷹は愛鷹山(あしたかやま。「高」にも通じそうです)、なすびは初物の茄子。

    駿河限定

なら私などあまり関係なさそうだなと思うのですが(笑)、語呂もいいですし、かなり有名になっていると思います。茄子はあまり好きじゃないしなあ。
ほかにも富士=「不死」「無事」、鷹=「高」、茄子=「成す」の意味だとか、その他あれこれ言われているようです。

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四扇、五煙草、六座頭については何なのでしょうか。「扇」は末広がりなのでわかるような気がします。「煙草」は煙が上に昇るから運が昇るのだといいますが、それなら風呂屋の煙突でもいいじゃないの、と思うのですが(笑)。「座頭」は琵琶法師のように「毛がない」=「怪我ない」の洒落だといわれます。
どれもこれも何となく意味が分かるようで、謎のようで、というあたりがまたいいのかもしれません。初夢を見るのはいつか、ということについても、私は何となく二日の夜から三日にかけて見るのだと覚えていました。しかし最初に見た夢が初夢、というのではいけないのでしょうか。
人間は夢というのを実際はよく見ていると言われますが、多くは覚えていないのでしょう.夢は

    深層心理

のあらわれだとも言いますし、昔の人も夢占い(夢解き)を盛んにしていました。私もおそらく今年になっていくつもの夢を見ているのでしょうが、覚えているのはひとつだけです。それがまあなんと、実にリアルな夢でした。夢に出てこられたのは

    豊竹嶋大夫師匠

でした。例の笑顔でお話ししてくださる師匠を夢に見たのです。何を話していたのかは覚えていないのですが、ずいぶん楽しそうにお話しになっていました。
七福神より、茄子や煙草より、ずっといい夢ではなかったか、と思います。
今年はきっといいことがあると思います。

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