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はるやすみのしゅくだい 

なさけないのですが、勉強がおろそかになりがちで、こうなると自分で自分にプレッシャーをかけないとほんとうにダメになってしまいます。
この春休みも「こういうことをするぞ!」とあえて宣言しておこうと思います。
原稿はたいしてありません。2つ書くことが決まっているだけです。しかし原稿を書くということは他人様に読んでいただく可能性があるわけですから、しっかり勉強しないと

    ばちがあたり

ます。この「ばちがあたる」というのはなかなかいい言葉です。実際に誰かから叱られるというのではなくて、なにものかわからない神仏のようなもののお仕置きを受けることになるぞ、というわけで、子供の頃はこれを言われるとなんとも怖かったのです。子供の頃というと、この「ばち」を「太鼓の撥」のことと思っていたような気がします。あの撥で太鼓のようにどんどんと叩かれるかと思うと、それもまた恐ろしいことです。
さて、「罰(ばち)」があたらないようにほかの宿題も公言しておきます。
新年度、長らく続けてきた公開講座が最後の一年になります。私がいやだからやめるわけではなく、学校の方針で、今のような形のものは終わることになったのだそうです。実は私は「『源氏物語』の講座を

    あと10年

は続けて最後まで読みましょう」と受講者の皆さんにお話ししてきたのです。それだけに、学校の方針とはいえ、中絶してしまうのは何とも残念ですし、申し訳ないかぎりです。

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しかし嘆いていても仕方がありませんので、この春休みにはしっかり予習していい講座を催し、有終の美を飾りたいと思っています。源氏物語のほかにこの二年間は絵巻物を読んできたのですが、新年度も『粉河寺縁起絵巻』などを読むつもりで、今のうちから予習しています。というわけで、この

    講座の準備

をすることを宿題として自分に課しておきます。
昨年度読んだ『信貴山縁起絵巻』について稚拙でもいいので文章にまとめておきたいとも思っています。掲載してもらう予定の雑誌の都合で、夏休みまでに書けばいいので、この春は問題点の整理と文献にきちんと当たることを課題としておきます。
あまり大ボラを吹いてはいけませんので、およそこれだけを研究がらみの最低限の課題としておきます。
もうひとつ、

    創作

もしたいと思っています。これまでに4作書いた創作浄瑠璃をあと1つか2つ書きたいのです。というのは、この4作は「本所七不思議」を題材にしたものですので、完成させたいという思いがあるからです。私が書く前に、2つはすでに野澤松也師匠がお作りになっていたようですので、残りはわずかです。七不思議とは言いながら実際は8つまたはそれ以上あるようで、たとえば「津軽の太鼓」や「足洗い屋敷」が残っています。これらについてもできれば書き上げたいと思っています(とりあえず1つを目指します)。
最後に、もし毎年おこなってきた幼稚園の文楽人形劇について依頼があれば、またそれも書きたいと思っています。ただし、これはもうしばらくしないと実施されるかどうかわかりません。

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