不倫 

若い国会議員君が不倫を理由に辞職したというできごとがありました。彼は「国会議員も育児休暇をとるべきだ」と主張していたらしく、家庭第一のようなことを言いながら「不倫しました」というのは筋が通らないということだったのでしょう。
政治家は聖人君子ではありませんし、むしろその反対の人(笑)が多いように見受けられます。過去には(今も?)もっと高齢の人でも不倫をする人はいましたし、それを問われるとニヤニヤとして開き直る人もいました。
だいたい、

    「先生」

と呼ばれるような人こそ「先生」らしからぬ行動をとるもので、相談にきた人と不適切な関係になる弁護士、看護師さんに言いよる医者、学生とわりない仲になる教師などよく聞く話です。「あんたも他人事じゃないだろう」とおっしゃるかもしれませんが、私の場合は正真正銘、他人事です。学生に限らず誰も相手にしてくれませんから(笑)自信を持って言います。
先輩政治家たちは不倫してもごまかしたり、居直ったりしてきたのに、この議員君はまだ若く、奥さんも議員で、しかもちょっとした「時の人」でもあったために週刊誌がネタにするには

    格好の対象

ということだったのでしょう。週刊誌も、奥さんが出産する頃を狙って書いたとするなら「もっとも効果的」な時期だったのでしょうね。それもまた品格も何もありませんが。

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そんな事を思っていたら桂文枝さんまで昔の不倫を暴かれていました。若き日 の、当時の三枝さんは落語家のイメージからは程遠いスマートさで、深夜放送で絶大な人気を博し、その後もスター街道をまっしぐらに進まれたかたです。
これを言うと厳しいお言葉が返ってくると思うのですが、あの絶大な人気を誇っていた「三枝さん」に浮気のひとつやふたつあったとしても、私はさほど

    驚き

を感じません。文枝さんは難しいくらい生真面目な方だとも聞いており、そうでもないさばけた方ならもっといろいろおありだろうとも思います。歌舞伎界ではもちろん、文楽でも、いろいろ噂があります(笑)から、何を今さら、という感がなくもないのです。基本的に家庭内の問題だとも思っています。
『源氏物語』「桐壺」で、帝は多くの后妃の中で桐壺更衣ばかりを寵愛しました。すると貴族たちは目を側めるのです。帝ともあろう人がこんなことをしていたら、中国の例(たとえば玄宗皇帝と楊貴妃)のようになってしまうのではないか、と思うのです。秩序を重視する政治家の立場から言えば

    もっともな考え

とも言えるでしょう。『源氏物語』より少し前の村上天皇は、藤原登子という女性を偏愛し、政務をおろそかにしたために、時の大臣、藤原実頼は「賢帝だと思っていたのに、こんなことをなさるなんて」と落胆したという話も残っています(『栄花物語』「月の宴」)。
しかし作者の紫式部はこの貴族達の行動を「あいなく目を側め」と書いています。「あいなく」とは「関係もないのに」「筋違いにも」「ひとごとなのに」というような意味です。紫式部のまなざしは秩序を超えた愛の至高ということだったのかもしれません。

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