草を食べて 

草を食べて

去年の授業で学生に一番ウケたのは、もののはずみで「私は元祖草食系です」と口走ったことだったかもしれません。
どういう話題からそういう発言に至ったのか、今となってはあまりよく覚えていないのですが、次の時間まで後を引くほどネタにされました(あるいは自分でネタにしました)。
ヒトはニッチ(生態的地位)でいうと本来は肉食獣だったようですが、私はあまり肉を好みません。特に鳥と四つ足動物の肉は好んでは食べません。魚は比較的食べる方ですが、好きなのは焼き魚です。刺身はすし飯に乗せると食べますが、それだけだと好物とはいえません。
一方、野菜は大好き。生でも炒めでも煮ても。以前は

    ブロッコリー

があまり得意ではなかった(青臭さと舌触りがあまり・・・)のですが、最近は平気になりました。例外は茄子と煮た大根とロールキャベツ。おでんでも大根にはまず手を伸ばしません。
学生と焼肉に行った時など、彼女たちは食べる食べる。猛烈な勢いで肉のおかわりをしていました。しかし私は野菜専門。もやしとかピーマンとかたまねぎとか・・・。「せんせ、遠慮したらあかんで」という学生に「君がちょっと遠慮したら?」という言葉を呑み込んで「いや、これが好きなんで」と

    引きつった笑い

をしていました。
というわけで、文字通りの意味でも草食系なのですが、最近の言葉でいう草食系の要素も昔から変わりません。私を形容詞ひと言でいうと「なさけない」です。最近ほんとうにそう思います。

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春休みは人としゃべらない日が続きます。学生はいませんし、私の場合、勉強は基本的に自分ひとりでするものです。先月刊行された仕事場の論文雑誌(「紀要」といっています)にはかなりの論文その他が掲載されているのですが、大半は共同研究。個人で書いているのは私を含めて数人に過ぎません。特に

    実践報告

のようなものは執筆者として5人も6人も名前が並んでいます。つまり、論文のためにほかの人が議論している時間に私は独りで文献に当たっているわけです。しゃべらなくなるわけです(笑)。
以前も書きましたが、声を出すというと通勤の車の中で口ずさむ歌くらいです。30分ほど歌い続けです(笑)。私は英語ができないのに、歌は全て英語。あまり意識していなかったのですが、それを日本語に訳してみると、なんとも

    なさけない男の歌

のようです。「この失意の心をどうやって慰めてくれるのですか。雨が降ることも陽が射すこともとめられないでしょう。どうか私の心を癒すのを助けてください。もう少し生かせてください」とか「あなたが去ったなんて信じられない。それは事実なのだと自分に言い聞かせても。今でもあなたのことを忘れていません。壁にはあなたの写真を懸けています。忘れようとしているのに、あなたは私の心の鏡です」とか。日本語で歌うときっと恥ずかしいだろうなと思うくらいです。知らないうちに自分によく似合う歌を選んでいたのでしょう。
近松作品の忠兵衛とか治兵衛などはなさけないくせに肉食系でしょうか。彼らを見ていると私よりはいい男だなと思えてなりません。

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