クロード・モネ 

細川家の「永青文庫」で開催された「春画展」が大変な人気を博しました。それが京都の細見美術館に廻ってきましたが、こちらでも好評のようです。
京都に近い所に住んでいますのでこういう物に触れる機会は多い方です。しかしたとえば四国や日本海側にお住まいの方だとわざわざ遠出しないことにはこういう展覧会は観られないわけで、いささか

    理不尽

に思わないでもないのです。
東京、京都、そのほかは福岡、名古屋くらいでしょうか、こういうことで比較的恵まれているのは。結局「都会」でなければどうにもならないのですね。
京都は国立博物館、国立近代美術館、京都市美術館があり、たいてい何か大きな展覧会があります。しかし「春画展」は、国立は二の足を踏んだのでしょうか、あるいは遠慮したのでしょうか、なかなか会場がなかったようです。それでも細見できちんと開催できるだけにたいしたものです。
今、京都市美術館では、やはり東京、福岡からの巡回ですが、

    モネ展

が開催されています。このあと新潟に行く予定もあるそうで、もしそうなるのであれば何だか嬉しいです。新潟とか富山とか新幹線を敷くだけではなく、文化のコンテンツが日本海側にももっとめぐりますように。

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モネについて、というよりも美術についてはろくにわかりもしないのですが、私も早速京都市美術館に行ってきました。
今回は「印象派」の由来となったという

    「印象 日の出」

が3月21日まで展示されています。この絵はもともとたいした評判にはならず、最初の展覧会でも話題になることすらほとんどなかったようです。競売にかけられた時にも「印象 日の入り」というタイトルになっていたらしく、高い値段はつかなかったのだとか。絵の評価というのはよくわからないところがあります。若い頃、モネはカリカチュア(風刺画)を描いて単価10〜20フランで売っていたら、いつしか2000フランくらいの売り上げがあったらしいのですが、「印象 日の出」はその売上額の10分の1くらい、言い換えるとカリカチュア10〜20枚分の値段だったそうです。
私が行った日、時間帯は人がとても少なかくて他の絵はまったく他の観覧者を気にせず観られたのですが、さすがにこの絵の前には常に人だかりができていました。この絵だけの特別なスペースになっていて、さらには光の当て方の効果もあるのか、立体的でとても美しく、しばし見とれてしまいました。ただ、いささか人工的な演出にも見えて、そういう展示のしかたがいいのかどうか、私など難しいことはわかりませんが、ちょっと気になっています。
3月22日からの展覧会後半は「印象 日の出」に代わって

    「テュイルリー公園」

が展示されます。これは東京、福岡では展示されていないものです。ぜひ後半も行こうと思っています。
その他、「オランダのチューリップ畑」「雪の効果 日没」「小舟」、そしていくつもの「睡蓮」「日本の橋」などを見せていただきました。晩年のモネは狂気すら感じる、前衛的な筆遣いに見え、圧倒されるような、ついていけないような、なんとも複雑な気持ちになりました。

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