オススメ 

この間、病院で長い時間待たされて、しかも本を持っていなかったので、普段ならまず観ることのない時間帯のテレビを眺めていました。
昼下がりでしたので、ワイドショーかなにかを放映しているのかなと思っていたのですが、この時は、素人っぽい主婦のグループのような人たち(実際は素人ではなさそうに見えたのですが)が出てきて、その人たちの体験談などで構成された「私はこうして

    幸せになった」

という感じのミニ・ドキュメンタリー(?)でした。そして、その「こうして」の部分を最初は何となく見せていたのに、次第に大げさに扱うようになって、そこに取りあげられた品物がやがて商品として紹介されるようになるのです。いつしか「今ならお得」「あなたもいかがですか」「早い者勝ちです」「今から先着○○名様のみ受け付けます」などと展開してきました。
最初からスタジオに商品を置いて、その特徴を説明し、時には実演し、大幅に割引し、さらにはおまけなどをつけていき、その都度スタジオに見学に来た(らしい)人たちの「わ〜っ」という歓声が挙がる形のものが定番かもしれませんが、それとはちょっと違った

    テレビショッピング

といえばいいのでしょうか。
そのときの商品は女性向けで(時間帯から言って、そうなるのでしょうね)、高級品だからというのでかなり値の張るものでした。それを割引して販売するということになっていて、結局私には高いのか安いのかはわからないものでした。もっとも、今の私にはとても買える値段ではありませんでしたが(笑)。

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体験談の部分がいささかかわいそうに作ってあって、このかわいそうな状態から抜け出せるならこのくらいの値段は当然なのかな、ということなのかもしれません。そして、その「幸せになった人」が言うのが

    「オススメ

します」という意味の言葉なのです。
最近この「オススメ」という言葉をしばしば見かけます。
学生はしょっちゅう私に「オススメの本はありますか?」「車で行けて日帰りするのに、オススメの場所はありますか?」「私最近、こういうものを食べました。おいしかったですよ。オススメです」などと言います(書いてきます)。どういうものか「お勧め」とも「お薦め」とも、あるいは「おすすめ」とも書かず、片仮名で「オススメ」と書かれることが多いのです。
そうなると、片仮名の持つ軽さとも相俟って、あまり責任をもって勧められている感じがしなくて、私は何となく眉につばをつけてしまいそうになります。相変わらずのあまのじゃくです。
このあいだ、車検の見積もりに行ったら「フロントガラスの

    コーティング

をしませんか? 雨の時などとてもいいですよ。おすすめです」といわれました。そのときあちらは平仮名で「おすすめです」と書いてきたのです。片仮名だったら断ろうと思ったのですが(笑)、平仮名で攻められては悩むじゃありませんか。たしかに強い雨の時などはいいだろうなとは思ったのですが、さあそこは貧乏人のなさけないところです。「いや、それはいいです」と言ってしまいました。

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