若葉のころ(1) 

『古今和歌集』の晩春から初夏の歌を眺めていると、藤、山吹、時期遅れの桜、ほととぎす、橘などが詠まれますが、青葉はあまり関心が持たれなかったようです。
連休後半に散歩していると、葉の色と木下闇の濃さがずいぶん顕著になってきました。朝日を浴びた葉はきらきら光り、

    銀色の青葉

とでもいいたくなる美しさを感じました。初夏を満喫するにはやはりこの深緑の葉は欠かせないように思います。
宝塚の花の道は桜の葉に覆われて木下闇ができていましたが、ふと見ると、道に手塚治虫のブラックジャックの絵がはめ込まれていて、黒いわけだ(笑)と思ったのでした。

BJ.jpg
↑花の道のブラックジャック先生

蒸し暑くなるまでのわずかな期間、この若葉のころは歩くのにとても快適な時期でしょう。朝早い時間ですと、宝塚大劇場の楽屋入口と当日券発売口あたりは別として、あまり人は歩いていません。誰の邪魔にもならないと思うと、鼻歌の一つも歌いたくなる陽気です。
なんとかの一つ覚えのように私が愛唱するのは

    The Bee Gees

なのですが、このところ10曲あまりをレパートリー(大げさな!)にしています。“Massachusetts”“Holiday”“I Started a Joke”“The New York Mining Disaster 1941”“World”“Don’t Forget to Remember”“Words”“How Can You Mend a Broken Heart”“Give Your Best”“ Morning of My Life(In the Morning)”“Lonely Days”“My World”“Run to Me”などです。あの、一世を風靡した“Night Fever”は入っていません。鼻歌には無理です。上の曲はおそらくすべて1960年代から70年代のものばかりです。古いです。

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もちろん自分の声を聞くことすらできない私の場合、今や音程はでたらめなはずで、みなさんの前では歌えませんが(笑)、自分ではある程度わかったつもりになっているのです。かつて何度も聴いただけにそれなりの音程が身に染み付いているのです。
にもかかわらず、どうしても歌いきれない曲があります。

    “First of May”

です。日本では「若葉のころ」と訳されています。
昔は何とか音をとっていたように思うのですが、Guess we'll cry come first of Mayという部分が、さっぱりわからなくなってしまいました。
以前なら楽譜を探して・・と必死になったと思うのですが、最近はそういう意欲もなく、むずかしいな、で終わりです。意欲よ、湧き出よ!
“First of May”は、Bee Geesを構成するGibb(ギブ)兄弟の三男のモーリスがピアノでウオーミングアップしている時にひらめいたと、かなり以前に長男のバリーが何かのインタビューで語っていたように記憶しています(古い話なので私の勘違いかもしれません)。しかし、不幸なことに、この曲と次男のロビンの歌った曲のどちらをA面で出すか、ということで、兄弟の中で

    確執

が起こり、ロビンはまもなく一時的ではありましたがBee Geesを脱退したのでした。そんないわくつきの曲ではありますが、とても甘いメロディで、ロマンティックな名曲には違いなく、その後いろいろな歌手によってカバーされています。

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