紙芝居の実演(4) 

何でもしなければ生活できない、それがもう強迫観念になっていて、仕事を断ることなど今は考えられません。小学校教諭の免状も持たない私が、学習指導要領すら読んだことのなかった私が、児童(小学生)への国語教育について論ずるなどほんとうであればすべきことではないのでしょう。しかし背に腹はかえられず、この授業も引き受けました。引き受けたからには、なんとか勉強して学生のためになるような授業を作らねばなりません。ところが昨年はうまくいかず、

    慚愧の念

を抱くばかりでした。
今年も、小学校教諭になるために、ということで、学習指導要領はきちんと説明しました。心がけとしてある程度知っておいてもらわなければならないでしょうから。しかしそれだけでは私がこの講義を担当する意味がないというか、私でなくてもできるでしょ、ということになります。学生もむしろそのあとを楽しみにしてくれた様子がうかがえました。朗読と紙芝居がそれです。
今年はボイストレーニングも朗読も去年以上に計画を立てて実施しました。すると

    学生の反応

もいくらか感じられるようになったような気がしました。自己満足ですが・・・。
そして、紙芝居、紙芝居。これをなんとかものにしたいと思って今年度の授業に臨み、学生にはわからないように授業中に仕込みをするように下準備を重ねてきました。そして先日、ついにその日がやってきました。

にほんブログ村 演劇へ
 ↑応援よろしく!

kgaeonrjuiをフォローしましょう

教科書というものを使わない私は、授業開始前、学生がまだ教室に入っていない頃にその日に用いる資料を持っていって置いておき、開始時間にはほとんど手ぶらで行くのが常です。ところがこの日ばかりは両手いっぱいに

    紙芝居道具

を抱えていきました。
「このセンセ、何するつもりやねん?」と思われたかもしれませんし、ひょっとしたら図書館で何やら怪しげなことをしていたのを垣間見た学生がいたとすれば、「ははあ、そういうことだったのか」と納得したかもしれません。
小学校教諭を目指す学生は、実は少数です。大半は幼稚園、保育園で働きたいと思っていたり、あるいはOLになる学生もいます。それだけに幼稚園児や保育園児に対応できるような内容にしたいと思っていました。2、3歳児向けの「ニャーオン」を取りあげたのはそういう理由からです。
まず、

    何の工夫もせずに

紙芝居を棒読みしたらどうなるか、というのを体験してもらうことにして、私が味も素っ気もない演じ方で「ニャーオン」を見せました。さあ、どんな工夫をすればもっとおもしろくなるかを考えてみましょう、ということで講義に入ります。紙芝居とは絵本とどう違うのか、どんな分類ができるのか、自作する場合の注意点は何か、教育上どういう効果があるのか、などの説明もしました。あくまで彼女たちは学校教員を目指すわけですから。
次に、紙芝居を演じるための稽古のしかた、声の出し方、表現の方法、そして紙の抜き方などについて、実際に私が声を出したり紙芝居を動かしたりしながら説明しました。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/3921-64314b1a