紙芝居の実演(5) 

今年の紙芝居の授業は昨年以上に細かく理論的なことを説明しました。理論というと堅苦しいですが、要するに、どうすれば子どもたちが(観客は子どもとは限りませんが)喜んでくれるのか、そして幼児教育、児童教育としてどうすれば価値あるものにできるのかを学生たちに体験し、考えてもらいたいと思ったのです。
そしてもう一度2、3歳児向けの紙芝居「ニャーオン」を
  ★何も工夫しないバージョン
  ★しっかり工夫したバージョン
の2回、私が実演してみせました。さらにもうひとつ「かさじぞう」も演じてみました。これだけでもけっこう時間がかかります。
そのあと、我こそはと思う学生に読んでもらうことにしました。私がこういう言い方をしたからといって、すぐに

    「やります!」

と挙手する学生はあまりいません。
しかし、仮にも学校教員を目指すというなら、そういう「やります」という姿勢を持ってもらわないとダメなのです。逃げ腰、引っ込み思案、事なかれ主義ではまともな教師になんてなれません。恥ずかしかろうが、面倒であろうが、やってみなければ自分を高めることなどできません。単位だけはしっかり取って、採用試験は優秀な成績で合格して、見事に教員になった人のうち、どれほど逃げ腰教員がたくさんいることでしょうか。雑用はしない、何ごとにも協力しない、遊びや宴会になると主役級、サボることは天下一品。小学校だけではありません。大学教員でもいくらでもいます。いや、大学教員こそそういう手合いの吹きだまりのようなところがあります。もちろん「お前もその一人だろう」といわれたら否定はできません。とにかく学生にはこんな安っぽい教員になってもらっては困るのです。

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極端なことを申しますが、小学校の教員採用試験の面接の時に紙芝居をやらせてみればその能力は知れます。ぜひお薦めしたいと思っています。
よけいなことを書きました。
そんな思いを抱きながら「誰かやってみようという人はいますか?」と尋ねてみました。
予想通り最初はおどおどしている学生ばかりです。そこで、「教員を目指す心のある人はこういうところで目立つくらいの気持ちでないとね」と、ちょっと

    脅して(笑)

みました。
さらに「最初は何人かで手分けしてもいいですよ」と妥協案を提示すると、待ってましたとばかり4人の学生が

    やります!

と言ってくれました。作戦成功でした(笑)。
最終的には6人が挑戦してくれましたが、どうしても彼女たちは恥ずかしいので舞台(木の枠)に顔を隠してしまいます。また読むのに必死で、ほかの事まで頭は回らないといった感じでした。
これでいいのです。まずこうやって、「読むことしかできなかった」「何か工夫しようと思っても手が動かなかった」などを体験した上で、次回は1週間時間があるので自分で選んだ紙芝居を持ってきて、リベンジを果たしてもらうことにしました。さて、次週までにどんな具合に上達しているか、とても楽しみです。

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