今年の文楽人形劇(2) 

見学してくださる地域の方々がたくさんいらっしゃいます。今年も50人ほどのかたがいらっしゃいました。幼稚園の園医とでもいうのでしょうか、歯医者さんが「稽古から見たい」「写真を撮りたい」とおっしゃってずっと居てくださいました。先生、医院のほうは大丈夫なんですか?
そして、園児たちの入場。観客席は

    100人

にふくれあがりました。朝のゲネプロが少し長引いたこともあって、予定より少し遅い10時20分頃に開演。まず15分ほど解説です。といっても、このあとの劇に出てくる小道具を紹介がてらのクイズを中心としたものです。
まずもものひめ(娘首)、ごんべえ(ツメ首)、モグリン(小道具で製作)の三体の人形が登場し、モグリンの魔法の呪文を子どもたちに覚えてもらいます。

  「モグリン、モグリン、ぐりりんぱ」

のあとに願い事をいうのです。この解説では「モグリン、モグリン、ぐりりんぱ。きょうのおやつはチョコレート!」と言ってもらいました。すると小道具のチョコレートがひょいと出てくるのです。次に娘人形による人形の遣い方を簡単に。そして針仕事をしてもらいました。ずいぶん練習していただいた成果で、なかなかそれらしく見えました。最後の稽古で少し「こうしてください」とお願いしたこともできて、とてもお上手でした。
そしてクイズです。この芝居では小判とハタキが出てきますので、それを知ってもらうためのものです。たとえば、ハタキでは「これは何に使うものでしょう?」とズバリ質問。解答の選択肢は
  1 神社で神主さんが使う
  2 そうじをする時に使う
  3 演奏会で指揮者が使う
というもので(実際はもっと簡単な言葉を使いましたが)、正解した子どもたちは大喜びでした。

2016630針仕事
↑針仕事をする娘人形

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6年目になっても、こわいのは子どもたちです。
今年は受けないのではないか、今年は騒ぎ出す子がいるのではないか、考えるのは悪いことばかりです。途中でふと後ろを向く子がいると、ああ、ダメかな、と悲観的になってしまいます。
彼らから毎年学ぶことばかりですが、毎年別の失敗をしてしまうという、そんなことの繰り返しのような気がします。
さて、このあといよいよお芝居が始まります。

ごんべえさんが釣りにきています。ところがこの川は最近汚くてゴミが流れてきます。なんとかきれいにしたいのですがお金がかかるらしいというのでごんべえさんもモグリンも困っています。

2016630魚釣りをするごんべえ
↑魚釣りをするごんべえさん

川上から桃が流れてきました。これはきっと桃太郎の桃だ、これをもって帰って切ったら、なかから男の子が生まれるぞ、とごんべえさんは大喜びでもって帰ります。
ごんべえさんは包丁を持ってきて「桃ちゃん桃からパッカーン」といって切るのですが、うまくいきません。

2016630桃を切るごんべえ
↑包丁を持ってきたごんべえさん

そこでもぐらのモグリンの魔法で切ってもらうことにしました。幼稚園児と一緒に大きな声で「モグリン、モグリン、ぐりりんぱ。桃から生まれる桃太郎!」と声を出します。

2016630モグリンの呪文
↑モグリンの魔法

ところが生まれてきたのは・・・女の子でした。

2016630女の子が生まれてごんべえさんびっくり
↑女の子が生まれてびっくりするごんべえさん

もものひめと名付けられた女の子はとてもやさしくて、そうじをしたり、料理をしたり、ごんべえさんに肩たたきをしたりしてくれます。

2016630肩たたきするもものひめ
↑肩たたきをするもものひめ

でもごんべえさんはこの子がきっと鬼退治に行くと思っていたのです。ところがもものひめは「私は鬼退治なんてできません」といってごんべえさんをがっかりさせます。ごんべえさんはちょっとふてくされたように寝てしまいます。

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