立憲主義(1) 

文系に進んで出世するなら、経済学部か法学部あたりを出て会社務めをしたり法律の専門家になったりすればよい、という考えが高校時代の私の頭にありました。起業するというのはあの当時はまだ無謀な事という意識が強かったかもしれません。父親も経済学部か法学部(または商学部、経営学部など)に行きなさいと言っていました。
しかし私はまるで食指が動かず、中でも法学部だけは受験するつもりはありませんでした。法学部出身の方には失礼ですが、あまりおもしろそうには思えなかったのです。裁判官とか弁護士とか、ああいう仕事にも就きたいとは思いませんでした。で、結局私は

    出世とは無縁

と思われていた文学部に行ったのでした(笑)。
ですから法律については今もさっぱりわかりません。政治ついても関心がなく、選挙に参加することで民主主義が守られるというのは幻想であるという思いさえ抱いています。私が投票した1票なんて実際に社会に何の影響力ももたらさないのは明らかです。
民主政治に参加することが、人間が真に人間であることを保証するという考え方もあるようです。公の場で

    巧みな弁舌

を駆使して時に喝采を浴びることで人間らしい生き方ができるのだという考え方です。それを職業とする政治家以外の人はともかく、それ以外の人でもテレビのコメンテーターなどになるとペラペラと立て板に水を流すごとき弁舌を持った人がもてはやされるものだと思います。

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私はテレビを見ませんのでそういう人を知らないのですが、いかにもインテリっぽくて、それでいて実際は舌がよく回るだけの「テレビの申し子」のような人が人気者になって、挙げ句には政治の世界に飛び込んできたりすることまであるようです。最近関東の某自治体の知事を辞めた人もそういう人だったと聞いています。
SNSでも選挙が近づくとそれにまつわる

    自信満々の意見

が乱立します。相容れない意見の持ち主に対しては「そんなことどちらでもいいでしょ」と言いたくなるようなことを持ち出してまでも批判し、支持する人に対しては実際以上に大げさに称揚するのが当たり前のようになっています。またこういう場になると反対意見の人を「非人間」呼ばわりすることすら行われているように思います。それのどこが「人間が真に人間であることを保証するという考え」なのか、私にはよく分かりません。
そんなわけで、私は法だとか政治だとかいう話になると

    気分がシュンと

してしまいます。
選挙の結果は厳粛だと言います。そう言っておかないと選挙に参加する資格はないのです。自分で参加しておいて、結果が自分の思うとおりでなかったら「あれはおかしい」と言い出すのは身勝手です。だから納得の行かない結果であっても、仕方なくそれを受け入れるほかはないのです。イギリスはもうEUを離脱するほかはないのです。
民主主義は時として厄介なものです。

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