天皇の退位(5) 

天皇に退位してもらって、赤坂の皇太子と住まいを交換する形で、正式称号は上皇かなにか知りませんが、「赤坂院」とでも通称して赤坂女院とともにひっそり暮らしていただき、正月の一般参賀の時にでも隅っこにちょいと顔を出していただければいいと私は思っています。「そんなこと、できるわけがない」という方もありますが、それはそうしてほしくない人の意見であり、実際はできると思います。
学生に意見を聞いてみると「温泉めぐりでもしたらいいと思う」

    「家庭菜園で

トマト作ったらいい」と、なんともかわいい意見が出てきました。「かわいい」なんてばかにしたような言い方に聞こえるかもしれませんが、そんなつもりではありません。私の言うこととほとんど同じ趣旨だと思います。新聞社などの世論調査では、天皇の退位を支持する人はとても多いようですが、学生に聞いても同じ結果になります。私は自分の意見を言う前に学生に問いかけることにしているのですが、退位不支持という人はまずいないのが現状です。
天皇というと、お金の心配をすることもなく、おいしいものを食べて、きれいな服を来て、広い家に住んで・・・という、一種の

    セレブ

である、と考えられることもあると思います。ひとつひとつを見ればそれは間違いではないでしょうが、その蔭で天皇はかなり悲惨な歴史を背負っているように思います。政争の具にされたり、戦争の首領にされたり、時には海の底に沈められたり。生活だって、江戸時代の天皇はけっして左うちわというわけにはいかなかったはずです。

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宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」に書かれていることを思い出します。
欲はなく決して怒らず、いつも静かに笑っていて、東に震災あれば怖がらなくてもいいと言い、西に催しあれば行って成功を祈念する・・・。あの手帳に書き残された賢治の「そういうものにわたしはなりたい」という思いは「なれるわけがないのだけれども」という諦観と裏腹であるように思います。しかしその「なれるわけがない」ということを体現しているのが天皇という存在なのかもしれません。
できるわけがないことを

    無理やり

させられる、もう生きていけない状態になっても無理に生かされる。それが天皇の実情だとすれば、いくらなんでも人権侵害じゃないかとすら思います。
大学の教員にも終身教授などという人が稀にあります。有名人で、その人がその大学にいることで大学経営にとってプラスになると判断されると特例でそういう権利が与えられるのでしょう。ただ、この場合の終身というのは、嫌がっているのに無理やり教壇に立たせるというものではないでしょう。本人が

    もういやです

といったらそれまでのことです。「終身」といっても意味はさまざまです。
天皇に定年制というのはそぐわないかもしれません。しかしある程度の年齢(75歳くらい?)になったり、病気が進行したりした場合は退位の申し出ができるようにして、世論を見極めた上で皇室会議の議を経る程度で認めるようにするのが妥当なのではないかと思います。天皇のことについて自由にものを言えるようでありたいという気持ちで勝手なことばかり書きました。

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コメント

普通の人間は最も贅沢かと、痛感します。

憲法を議論する人達に、国の象徴って、人間ではないのですか?と、質問していいのかどうか?

何処へ?、どう?気を遣えばいいのか?
そこからして謎だらけなので、日常生活では、避けて通りたい議論なのは、重々分かります。

なので、ご本人であれば、そりゃもう、計り知れないほどの、苦悩とご苦労でしょう。

私の両親とピッタリ同い年の、ご夫婦。
我が親からの、アレがシンドイ、これをやって欲しい(自発的にするのが子供の義務だ)という、小言とお叱りを思うと。

あのご高齢で、スケジュールびっしり生活を、黙々となさっているのは、尊敬する以前に、お気のどく過ぎて痛々しいです。

そういえば、この衝撃ニュースの第一報はNHKさんでした。
その時は宮内庁関係者からのニュースと言っていた?と、記憶してますが。

翌日の朝日新聞さんは、政府の関係筋からの記事と、書いてたような・・。
毎日さんも、だったかな?

結局、どなたが言うてやったんやろ?取りあえずこういう時は、一番、淡々とした記事をお書きになる、日経新聞さんに頼ろうと、拝読。
結果としては、宮内庁関係者とありました。
あら?庁の責任者さんは、何もおっしゃらないのね。。。。
まぁ、お気持ちだから、仕方無いのか・・そうかそうか。

NHKさん、取りあえず第一報お疲れ様でございました。ご苦労は庶民でも、はかり知れましたことです。

と、結局、この話題について。
わたしが気にかかったことは、そんなところでした。(電話で、父も同じことをぼやいておりました、親子だわ・・)

  • [2016/09/13 21:02]
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  • 押し得子です。
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