皇室への関心(1) 

先日、授業で三笠宮家の話をしました。すると偶然にもその翌日、崇仁親王が亡くなり、びっくりしました。
5月に入院されたとき、ダメなのだろうかと案じましたが、その後は持ち直されたようで安心していたのです。100歳という高齢で髪も豊か。昭和が終わったのでしょうか。

この夏、天皇が退位の意志を表明しましたが、実現まではもうしばらくかかりそうです。世論調査を見るかぎり、退位そのものについては、国民の多くは賛成しているようです。しかし、皇室典範の改定をするのか、特例法を定めて今の天皇に限定して退位を認めるようにするのかで意見が分かれています。
私は特例法で早く退位してもらって、引き続き皇室典範について議論し、次期天皇在位のできるだけ早い時期に改定すべきだと思っています。しかし

    先送り大好き

の政治家はそういうことはしないでしょうね。そういうことが目に見えるから一概に「特例法で」と言えなくなってしまうのです。女性天皇の議論もまったく同じで、喉元を過ぎたらもう無視。怠慢だと思います。
この間学生から聞いたのですが、京都の人が「天皇が退位されたらまた京都に住んでほしい。私ら、留守番してたんやから」という意味のことを言っていた(ニュースでインタビューされていたとか)とのことです。天皇も皇后も生まれた時からの関東人ですから、今さら関西に住みたいとは思われないでしょうが、京都に限らず

    関西に来られる

のもいいと思いますけどね。何も政治の中心地にいることはありません。むしろそこからはなれることで、さらに文化的な存在になっていけると思います。文化と言えばやはり京都か奈良がいいと思いますよ。もうマスメディアの話題になることもなく、京都御苑を散策などなさってはいかがでしょうか。どうぞおこしやす。

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それはともかく、テレビのニュースで皇室の話題をしていたなどということを学生が教えてくれたというのは、彼女たちがそれなりに皇室への関心を持っていてくれたことを示していることにほかならないのです。
実際、この後期の日本文化の授業で、私の話が皇室関連のことになるや否や、学生からの意見、質問が

    激増

しました。それに答えるだけで授業が1時間くらい吹っ飛びそうなくらいです。
ちょっと話が横道にそれますが、質問に答えるだけで時間を費やすということについては、批判もあります。とてもそんなことはできない、そんなことをしていたら授業の予定がこなせない、というのが一般的な教員の考えだろうと思います。

    教えるべき内容

というものがまずあって、それをこなさないとシラバスを遵守したことにならず、よって授業としては不適格である、という発想です。なるほど、文部科学省の考え方もそういうものでしょうし、今はシラバスの作成と遵守が金科玉条になっています。仕事場でも事務方はそれをうるさく言っています。私もものごとを進める方便として一応はシラバスを書くのですが、私のシラバスはとても淡い内容に留まります。
やや極端な言い方ですが、私の授業には教えるべき内容などないからです。彼女たちが考え、その結果自分で学べばそれでいいのです。私は何を考えてもらうかを提示し、考えるに際して生じた疑問になんらかの指標を与えればいいのだろうと思っています。
・・・などと書いているうちに皇室に関する質問についてメモしておく余裕がなくなりました。また明日、ということで。

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