秋の美術館 

絵のことはよくわかりませんのでいいかげんなことを書きます。
わからないくせに絵を観るのは好きで、どういうわけかキリスト教絵画にも魅力を覚えるのです。聖書に描かれていること、それを敷衍した内容などがとてもドラマティックでおもしろいのです。マグダラのマリアは実際どういう人だったのかわかりませんが、悔悛するマリアとしての定型が聖書から抜け出して美術作品として魅力的なテーマになったと思います。その他、さまざまなエピソードが絵画化されることを望む人たちの注文によってすぐれた画家たちの筆で描かれ今に伝わるのです。

    「受胎告知」

をテーマにしたものも古くから数多く描かれてきました。
白百合を持つ大天使ガブリエルがマリアに「あなたは身ごもる。神の子を生む」と告げ、マリアもそれを受け入れるのです。
14世紀のジョットやマルティーニ、15世紀になるとアンジェリコ、ファン・エイク、ダ・ヴィンチ、ボッティチェッリ、16世紀にはラファエロ、デル・サルト、ティツィアーノ、エル・グレコ、そのあとカラヴァッジョも描いています。
これ以外にもあまたの「受胎告知」が描かれていますが、こうなると題材が陳腐になってしまい、画家は独自性を出すのが大変でしょうね。その意味では19世紀のロセッティのものはとても意外な印象があっておもしろいです。
それぞれに魅力がありますが、これまでに実物を観たものではやはり

    ダ・ヴィンチ

の精密な描き方に圧倒されました。ガブリエルの目やマリアの手、そしてそれ以外のものの何と言ってよいのかわからないほどの細やかさ。美術を一から勉強して適当な言葉で評価する言葉を見つけたいくらいです。

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この秋、私は忙しさにかまけてまるで美術館に行っていませんでした。
興味がない訳ではないのです。それどころか、大阪中之島の国立国際美術館の開催中のアカデミア美術館所蔵「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」には強い関心を持っています。
ベッリーニ「聖母子」、ティツィアーノ「聖母子」、ティントレット「聖母被昇天」、バッサーノ「箱船に入る動物たち」などが展示されており、なんといっても

    ティツィアーノ

の「受胎告知」が観られると思うとわくわくします。静的な受胎告知もありますが、ティツィアーノのものは激しさすら感じられ、是非観たいと思っているものなのです。
国立国際美術館は地下に潜っていくのがあまり好きではないのですが、私の通う耳鼻科の病院が近いため、申し訳ない言い方なのですが「病院のついでに」これまで何度行ったことかわかりません。
京都国立近代美術館の

    「メアリー・カサット展」


も垂涎ものです。
なかなかいけそうな日が見当たらないのですが、それを言っていては話になりません。
まずは先日、神戸市立博物館の「松方コレクション」にも行ってきました。
それ以外の美術館にも時間を見つけて必ず行こうと思っています。

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