七五三 

狂言の茂山千作(四世)さんのご本名は「七五三」でした。「しめ」さんですね。
学生から時々聞かれるのが難しい読みの名前です。有名なのでは「四月一日(わたぬき)」さんとか「八月一日(ほづみ)」さんとか。
ある学生は「友人に

    『七五三木』さん

という人がいて『しめぎ』さんと読むのですが、不思議で仕方がありません」と言っていました。
たしかに不思議な感じはします。今はこういうのはネットですぐに調べられるので簡単に説明できるのですが、以前なら姓に関する大きな辞典で調べたりしたものでした。
七五三はすべて奇数ですから縁起がいいです。「注連縄」が七本、五本、三本の縄を垂らすことから「七五三」と書いても「しめ」と読むのでしょうね。
文楽の太夫さんにも「七五三太夫」というかたがいらっしゃいました。やはり「しめたゆう」と読みます。
江戸時代の最後、、文久四年(1864)のお生まれだそうで、

    竹本摂津大掾

門下。せっかく縁起のいいお名前でしたのに、残念ながら四十八歳で亡くなったそうです。このかたは十五歳で太夫になったのだそうで、その関係で「7・5・3」(合計15)を名前にされたようです。

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今年も>十一月十五日になり、この日は七五三参りをする日ということになっています。もっとも、神社では一日でさばく(という言い方はいけないかもしれませんが)より分散したほうがいいですから、ほとんどの神社では11月中ならいつでもオーケーということになっています。
私の家の近所の神社も

    七五三詣り

の幟をあちこちに立てています。
子どもたちが虐待されるニュースが跡を絶ちません。まだ自分では何もできない小さな命を、もっとも重んじなければならないはずの親が虐待するのは悲しいとしか言いようがありません。
「泣いてうるさいから」というのを理由に暴力を振るったりするようですが、子どもは泣くし、うるさいものです。
そうしないと生きていけないのが子どもですから。

    児童教育専攻

の学生はこういう話になると切実です。
彼女たちが幼稚園教諭になったり保育士になったりした場合、親とも付き合わねばなりません。
話のわかる親ばかりではないだけに、しんどい思いをすることもあるはずです。
子どもがかわいい、というだけではなれないのがこの仕事です。
世の子どもたちが一人でも多くこの七五三の日に祝福されますように。

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