蛍が池 

ほんのわずかなことでも気になると調べたくなるのです。もしそれを調べずに何かを書いたりして、あとで間違いだと分かった時には「残念」では済みません。調べられる限りは調べなければならないのです。
考えようによってはとてもささいな疑問をずっと持っていたのですが、ひょっとしたらそれを解決するヒントがあるかもしれない、ということがわかりました。そのヒントを得るためには現場に行く必要があります。幸いさほど遠いところではなく、大阪府豊中市の

    刀根山(とねやま)

というところなのです。阪急電車で行くと蛍池(ほたるがいけ)駅が最寄りになります。この間の日曜日(20日)に、おおよその地図を頭に入れてあとはスマホ片手に出かけました。蛍池駅で降りるなんて、いつ以来だろう、というくらい久しぶりです。
まずは駅にある「付近案内図」をチェック。どうしてもあらかじめ見ていた小さな地図ではわかりにくいですから。ただ、その案内図もあいにく目的地までは書いていなかったので、近くにある、目印になりそうな学校などの位置を頭に入れてとぼとぼと歩いていきました。
このあたりは、昔は「麻田」といっていたようです。阪急の駅名ももともと

    「麻田駅」

が候補になっていたそうですが、なぜか「蛍池」に。なぜなんだろう、なんて考えている場合ではありません。とにかく忘れないうちに目安にしていた小学校まで行かねばなりません。幸いその小学校の近くに「町内案内図」があり、そのおかげである程度先までの見当がつきました。で、ふとその地図の隅っこを見ると池らしきものが描かれていて、そこにはなんと、「蛍ヶ池」と記されているではありませんか!

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ええええ! 本当にそういう名の池があったのか! そりゃまあそうですよね、そういう池があるからこそ駅名ができたのでしょうから。
いやいや、そんなことにかまってはいられません。先を急ぐのです。ところがついに「町内案内図」の範囲を超えるところまで来てしまい、次に頼るのはスマホの地図。サクサク動いてくれたらいいのですが、なにしろ骨董品ですから時間がかかります。なんとかまた見当がついたのであとは一目散。ここだ! というところに着きました。私の目的地は

    麻田藩陣屋門

だったのですが、さほど迷わずに済んで助かりました。しかも解決のヒントになることがあるかどうか不安でしたが、無事に発見することができました。

刀根山麻田藩陣屋門20161120
↑麻田藩陣屋門

さあ、収穫もあったことですし、早く家に帰って仕事の続きをしなければならないので、帰ることにした・・・はずだったのですが、どうにもさきほどの池が気になります。さぞかし立派な池で、「蛍ヶ池」の謂れなどを書いた大きな案内が設置されていることだろうと思い、すこし遠回りをすることにしました。まあ、なかなかの広さの池でしたが、どこを見回しても

    説明板

のようなものはありませんでした。金網には「危険 中に入るな」という注意書きがあるだけで、ほんとうにこれなんだろうか? という疑問を残しながら帰らざるを得ませんでした。おそらくこのあたりにかつては蛍が棲息していたのだろうな、ということは想像されますが、なんだかあまりにもあっけないのでした。せめてあの注意書きに「危険 中に入るな 蛍ヶ池」とでも書いておいてほしかったな。

蛍ヶ池20161120
↑たぶんこれが「蛍ヶ池」

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コメント

個人宅の踏切

「志度寺」も先日聴いてまいりましたが、先生の「街歩き」記事にばかり食いついてしまう私でございます(笑)

元豊中っ子として、蛍池の変貌にはほんと驚かされます。子供の頃は、それこそ能勢電の駅と大差ない(能勢電沿線の皆様ごめんなさい!)ひなびた駅でした…

中学校の頃、歴史の先生が授業で、
「それでは、江戸時代の藩について具体的に調べてみましょう。何藩がいい??」
と言われて、蛍池の子が「麻田藩!」と答え、「長州藩」とか「水戸藩」とかいう答えを想定されていた先生がお困りになっていたことをこの記事で思い出しました…(笑)

子供の頃は、麻田藩の殿様であったAさんの大邸宅が電車沿いにあって、個人宅に踏切があるのは沿線広しといえどもそこぐらいでしたが、今でもあるのでしょうか…

懐かしい風景です。

♪金太郎さん

石橋と豊中にはさまれて、昔は急行も停まらない存在感の薄い駅でしたよね。今やモノレールもあって立派な駅ですね。
そんな踏切があるんですか! 知らなかったので調べたら、豊中寄りのカーブのところにあるんですね。
地図で見ても大邸宅ですね。
金太郎さんにあらかじめいろいろうかがってから行けばよかったです。

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