補講 

今月の初めにひどい風邪をひいてしまい、約一週間寝込みました。その結果、休講を三つ。昔なら何も手当てせずに済んだのですが、今は補講をしなければなりません。しかし教養科目であり、しかも出席している学生の所属学科はバラバラ、学年もバラバラ、他大学からの出席者もいる、というわけで、補講するための共通の空き時間(学生が授業のない時間)などあり得ないのです。仕方がないから

    土曜日

にします」などということになるのですが、そんなことをしたら学生はバイトもありますし、そもそも私の授業だけのために土曜日に出てくるなど考えられません。で、結局授業内容を先に進むこともできず補講なんて事実上できないから数人でお話をして終わりなどということになってしまうのです。現場を知らない役所というのはあまりにも形式的で実のないことをさせるものだと思います。
今回も学生に空き時間を聴いてみたらまるで全員が共通して使えるような時間はありませんでした。

    わかりきったこと

とはいえ、むなしくなってしまいました。
結局どうするのか、ということなのですが、比較的多くの学生が空いているという時間に補講を設定して、「来なくてもかまいませんから」ということにせざるを得ないのです。そう言うとたいていは「ラッキー♪」ということで堂々と休んでくれます。もうこれ以上どうしようもありません。

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ところが、ある授業で意外なことが起こりました。
「補講に行きたいのですが、その時間はダメなので、残念です」という学生が何人も現れたのです。

    「補講に出たい」?

「残念」? こういうのは初めて聞きました。
実は私が「もし来られるようだったら歓迎します。そのときはみなさんが今日引責に座って私が学生の席に移り、みなさんにパソコンで言いたいことを書いてもらって前のスクリーンに映し出し、それで会話をしてみるという試みをしましょうか」と言ってみたのです。
それがおもしろそうだと思ったのかも知れません。「おとな」たちはそういうことをとても面倒くさそうにします。ところが学生は

    「やってみたい」

「おもしろそう」「楽しみ」というのです。ビックリしたのは、どう考えても来ることはないだろうと思っていた他大学の学生さんが「都合を付けて行く」と言ってくれたことです。
それでも私は「まあ、おべんちゃらだろう」と思っていたのです。そしてその日がやってきました。すると実際に学生さんが来ているのです。その日の模様は別に書くことにしますが、こうなると「残念です」と言っていた学生さんを無視することができなくなってきたのです。彼女たちも本気で来たいと思っているのだろうか、と反省した私は、教務には届けずに(届けても意味がないので)「特別に時間を設定して「補講」しましょうか」と提案してみました。さて、こちらには本当に参加者はあるのでしょうか? なんだか、わけがわからなくなっています。

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