代目 

文楽など、代々同じ名を名乗る、いわゆる襲名をする世界では「○代目」「○世」という言い方があります。
武本越路太夫師匠の本のタイトルは『四代竹本越路大夫』。一方、竹本住大夫師匠には『七世竹本住大夫 私が歩んだ90年』があります。
ということは、どちらでもいい、ということなのでしょうか。
しかし、こだわりを持つ方もあるようで、「『世』は亡くなった方、つまり過去の方のようなイメージがあるので、自分は『○世』とは言わない」とおっしゃる技芸員さんがありました。
また「○代」というか「○代目」というかについても微妙なニュアンスの違いを感じます。「○○太夫の△代目を継ぐ」というのは自然ですが、「四代越路太夫」という言い方も普通に行われています。しかし、落語家さんの場合は「三代春団治」っていいますかね。「三代目春団治」のほうが落ち着くような気がするのです。
会話の中ではどちらでもいいじゃないか、ということになるかもしれませんが、文にする、活字になって人の目に触れ、あとまで残る、となると、さてどうしたものか、と思ってしまいます。

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コメント

代目、代

私も「世」と「代」がどうつかいわけられて
いるのやら謎なのですが、落語家の例では
桂文枝さんは「六代 文枝」と名乗ってます。
「六代目」というのは松鶴師匠の事だからだ
そうです。わりと有名な話だと思います。

♪cotaさん

ご教示、ありがとうございます。
個人でこだわりを持つかたはあるでしょうね。
三代目というとやはり春団治師匠を思い出しますし。
決まりはない、ということでいいと思うのですが、文字にするときは悩みます。

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