本を書くということ(4) 

その一方で、インタビューも続けました。
英太夫さんのお宅には何度お邪魔したかわかりません。内心では「また来たんかいな」とあきれられていた(笑)のかもしれませんが、師匠も奥様もいつも歓迎してくださり、「エンジェルさん」と一緒に突っ込んだお話をあれこれうかがいました。
また、写真取材もおこない、英さんの生家跡やその周辺を訪ねたり、一日密着取材を試みたりしました。
密着取材では楽屋から

    床の裏

までついていき、今まさに始まろうとしているお芝居のえも言えぬ緊張感まで味わうことができました。薄暗い床の裏で盆に乗る英太夫さんと竹澤団七師匠のお姿には、芸能者の崇高ささえうかがい取ることができました。
そういう体験をさせていただけたことで、この芸能への理解が深まり、本の姿が自分でも見えてくるような気持ちになりました。
あとはいつ出版するかの問題です。これは出版社の意向もありますので、しばらく様子をうかがっていました。
平成二十八年二月、東京で

    豊竹嶋太夫師匠

の引退公演が行われました。そのとき、英太夫さんは先輩太夫さんから呂太夫襲名を打診され(このあたりのことも本に書いてあります。買って読んでね♪)、驚きはされたもののお受けになる気持ちを固められたのです。そして六月に正式発表。さあ、そのときです。出版社のSさんからゴーサインが出ました。
出版は平成二十九年三月。そのために逆算して仕事をする、ということがあっという間に決まったのです。(続く)

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