本を書くということ(6) 

英さんは忙しいのです。それでなくても公演や稽古、さまざまな催しがあります。それに加えて襲名がらみの忙しさが加わります。例えば記者会見とか写真撮影とか。その合間を縫って編集会議に参加してくださるのです。あるときは約束の時間になってもまだお帰りではありませんでしたが、記者会見が思ったより延びたり、稽古が長引いて遅くなったりということで、これはもう不可抗力です。
英さんをお待ちする間、何をしているかと言うと、奥様に入っていただいて

    チェック作業

をしたりするのです。奥様はとても熱心で細かいことに気がつかれる方で、ほんとうに助かりました。
また私の知人が「こういうことが好きだから」といってゲラ(校正刷り)を読んでくださって「読者の視点」で「こうした方がいい」という意見をズバズバと言ってくれました。
私が気がつかなかったことにルビがあります。ついこんな言葉にルビはいらないだろう、と思ってしまうのです。たとえば

     「竹本住太夫」

の読み方なんてわかりきってるじゃん、と思ってしまうのですが、読者に親切に、ということで、人物にはすべてルビを振り、地名なども極力ルビ付きにしました。
脚注も、とにかくわかりやすく親切に、をモットーに書き換えを何度もしました。(続く)

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コメント

ワクワク♪

藤十郎様
出版までの道のり、毎日楽しく読ませて頂いています。
本の事とこちらのブログの事を拙宅で紹介してしまいました。
これで売れに売れまくること間違いなし。
…なんてことになればいいのですが…。
文楽ブログではないので、あまり期待は出来ません…すみません。
店頭に並ぶ日を楽しみにしています♪ワクワク♪

♪かしまし娘さん

ご紹介いただき、ありがとうございます。
売れなくてもいいんです(売れて欲しいけど)。紹介してくださるかしましさんのお心が何よりありがたいです。

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