桐竹紋寿さん 

桐竹紋寿さんが亡くなりました。
昭和九年のお生まれですので、簑助師匠より一歳年少の82歳。
淡路島のご出身で、子どものころからスターだったそうです。
桐竹紋十郎師匠に入門されて、紋若から紋寿。
もちろん立ち役も遣われましたが、やはり印象に残るのは娘、老女形を中心とした女形でしょう。

『妹背山』のお三輪、『新版歌祭文』『染模様』のお染、『恋飛脚』の梅川、『廿四孝』のお種、『矢口渡』のお舟、『布引滝』の小まん、『壺坂』のお里、『一谷』の相模や藤の局、『菅原』の千代、『網島』のおさん、小春、『安達』の袖萩、立役では『忠臣蔵』の判官、勘平、『夏祭』の三婦、チャリものでも『朝顔話』の祐仙、『桂川』の儀兵衛、『恋娘』の丈八などで笑わせてくださいました。

思い出すお役が山ほどあります。

肺を病まれて、一昨年にいただいた年賀状だったと思うのですが、はこれからも舞台には立つが、脇で仕事をする、という意味のことをおっしゃっていました。
呼吸器の苦しさは私も知っていますので、重い人形を持つのはさぞかし大変だっただろうと思います。
紋寿さん、長らくありがとうございました。

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