小野小町 

講座の準備を始めています。まずは小野小町から勉強し直して資料を集めています。「花の色はうつりにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに」という、『百人一首』にも採られた歌はよく知られていて、歌人として著名ではあります。しかし彼女の実像はよくわからず、歌もあまりたくさんは残っていません。『小町集』という個人の歌集(「私家集」といいます)があるのですが、これはのちの時代の人が編纂したもので、ほんとうに小町が作った歌かどうかわからないものも多く含んでいます。
そんなわけで、まずは彼女の歌と見てよいだろうと思われる

    『古今和歌集』

の歌を中心に据えます。そして、それ以外の歌も「小町らしいもの」として押さえておきます。
小町は零落したと言われます。だいたい美人は無残な晩年を送るという伝説が起こりやすいもので、小町はその典型だろうと思われます。東北地方に流浪してその地で亡くなったという伝説があり、青森、山形、秋田方面には彼女にまつわる伝承が残っています。
美女の代表が小野小町なら、美男は

    在原業平

ですが、この人が東に下った時に東北に行き、あるところで「しゃれこうべ」をみつけます。土地の人に聞くと、それはこの地で亡くなった小野小町の髑髏だというのです。ほかにも小町についての伝承はいろいろあります。それらを紹介しながら、美人とは、それゆえの伝承とはどういうことなのか、ということも併せて考えてみたいと思います。

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