サイン 

最初におことわりしておきます。
四月になりましたので、これ以降、豊竹英太夫さんのことは六代豊竹呂太夫さんと書かせていただきます。
文楽の技芸員さんは芸能人だけにしばしばサインを求められるようです。しかしほかの芸能の方に比べるとそういう機会は少ないかも知れません。ある技芸員さんと夕飯を食べていたら、たまたま隣に座っていた方が文楽ファンで、申しわけなさそうにサインを求めてこられ、まだ若手だったその技芸員さんはどうやって書けばいいのか悩んだあげく、ホテルに

    チェックインする

時の署名のように書いていらっしゃいました。
しかしベテランの方になるとそういう機会も多いでしょうし、人気の高い方は特に書き慣れていらっしゃるのではないでしょうか。
呂太夫さんはこの三月から四月にかけてかなり多くのサインをされました。もちろん

    本の見返し

の部分に、です。
なにしろNPO法人文楽座がサイン入りの本を安く(たしか、税金分を割り引いて、しかも送料無料だったと思います)お頒けします、と通知をされました(これにもちょっとした裏話があるのですが・・笑)ので、注文の分はすべてサインされたのです。

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また、大阪と東京での「襲名を祝う会」でも販売するために、すべてにサインなさっています。その他、贈呈される方の分は当然サイン入りでしょうし、ネットや書店でお求めになったファンの方から依頼されることもあるでしょう。さらには、国立文楽劇場や東京国立劇場の売店に置くものは売店からの要請もあるでしょうからサイン入りだそうです。
おそらく数百部を下らない本に「豊竹呂太夫」とサインされるたびに、「呂太夫になる」ことを実感されたかも知れません。
ただ、あまりに大量ですので、奥様は真剣に

    「腱鞘炎になったら困る」

とおっしゃっていました。師匠、大丈夫でしょうか。
実は、私は呂太夫さんにまだサインはいただいていないのです。公演中、機会を見つけていただこうと思っているのですが、可能かな〜。
ところで、ふと思い出すと(笑)、私もこの本の著者の一人でした。しかし私にサインしてくれという血迷った人はまずいらっしゃいません。ところが、たったひとり、私にもサインを書けとおっしゃった方があります。それは

    担当編集者さん

で、「世界でたった1冊、(師匠と私の)二人のサインの入った本を持つ!」とおっしゃるのです。私、そんなのしたことありませんし、私が書くと本が汚れるだけですよ、と申し上げたのですが、どうしてもといわれるのでやむを得ません。ホテルのチェックインのときの署名のような字でたどたどしく書かせていただきました。

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コメント

肩で書くとか・・・

売れっ子絵本作家のHさんは、頼まれればいつも快くサインされます。かんたんなイラスト付きです。また書店などでサイン会もよくありますし、あるときは小学校の全校生徒の分をサインされることもあります。そういうときは前日までに数日かけて準備されるのでしょうが。毎日絵を描いて、さらに大量のサインをされて、腱鞘炎にならないものかと心配してました。

先日、ご本人ではなくアシスタントをされているイラストレーターのFさんに聞いてみました。

Hさん、たぶん腱鞘炎にはなったことないですねぇ。絵を描くのもサインするのも、手首は使いません。腕全体というのか、肩から書くのです。しかもサインペンは力を入れず、軽く持って書きます。ですから手首が痛くなるってことはないですねぇ。

♪やたけたの熊さん

へえー、そうなんですか。やはり馴れた方は違うんですね。私も、Hさんのイラスト付きサイン、欲しいなぁ。本を買わないとダメですね(^_^;)

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