音楽から教育へ 

このあいだ、何気なく学生から聞かれたことなのです。
「障害をどうやって受け入れましたか?」「どうやって立ち直ったのですか?」
私の答えは、情けないことですが、「今なお受け入れられません、立ち直れません」ということでした。
そう言ったあとで「なさけないなぁ」とつぶやかざるを得ませんでした。
「怖いことはありますか?」
もちろん自動車が怖いとか、ホテルで

    独りで泊まる

のが怖いとか、そういうことが挙げられます。しかし、何よりも
「人と付き合うのが怖くなりました」
というのが本音の答えでした。やはり情けないと思いました。
「忘年会なんて15年以上行っていません」と言ったら、「行ったらどうですか? 皆さん受け入れてくれますよ、きっと」と励まされもしました。
またくそのとおりで、行けばいいのでしょうね、きっと。
どうも、こういう話をすると、

    自己嫌悪

に陥ってしまいます。
屈託のない学生さんは「今度あそこ(某レストラン)に行きましょう。せんせ、おごってください」と励まされているのかせびられているのかわからないことも言ってくれました(笑)。

にほんブログ村 演劇ブログへ
 ↑応援よろしく!

KatayamaGoをフォローしましょう

「つらいことはありますか?」
とも聞かれました。
「まあ、それはどうってことはないです。ただ、音楽が聴けなくなったのはつらいですね。映画も、芝居も」
このとき学生さんの雰囲気がちょっと暗くなってしまったかな、と気がついたので、元気な話をしなければと思いなおし、
「でもね。そういう楽しみがなくなったから、そのエネルギーが教育や創作に怒涛のように流れ込んでいったのですよ」
と、そんな意味のことを言ってしまいました。
ちょっと

    キザ

ですが。そう言ったあとで、ほんとうにそうだろうかと自問自答したのですが、案外これは嘘ではないと思ったのです。
他にすることがないからかもしれませんが(笑)、授業の準備にかける時間は、昔、国文科の教員であった頃と比べると

    5倍くらい

になっているかもしれません。以前はいかに勉強せずに授業をしていたか、ということですが(笑)。
趣味は音楽、というのが昔の私でしたが、今は趣味は教育、ということかもしれません。
学生さんと話していると、いろんなことに気づかされます。学生は、私にとってかけがえのない存在です。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/4237-a278c8e6