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墓参 

一昨日の日曜、父の墓参りに行きました。
たいていそうなのですが、この日も1人で行きました。
秋晴れ、というわけにはいかず、どんよりとした空の下で挨拶してきました。
子どもの頃は帰りが遅くて会わないこともしばしば。そして中学生の時から20年以上別居して、そのまま永の別れをしましたので、あまり

    縁の濃くない

親子だったように思います。
しかし、父親の年齢を次々に体験していくうちに、いろんなことがわかるようになり、父の弱さも感じ取れるようになりました。それはすなわち

    自分の弱さ

を思い知ることでもあります。
私も遠からず父のあとを追うでしょうが、そのあと、息子がまた何かを感じるようになってくれるだろうか、などとあれこれ考えてしまいます。

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墓はいわゆる霊園で、広々とした山の中腹にあります。南東に開けていて、はるか彼方まで見渡せます。
以前、双眼鏡を持って行ったら、大阪市内まではっきりわかり、

    大阪ドーム

もよく見えました。
あまたの暮石には建立者の思いが込められ、聖書の一節や「妙法」などの文字が刻まれていたり、珍しいものでは楽譜が暮石の前面に刻まれているものもありました。
クライスラーの

    愛の喜び

を刻んだものがあり、つい口ずさんでしまいました。
故人がバイオリンをなさっていたのか、ただお好きなのか。ボタンを押すと音が流れる墓もどこかで見たように思います。
私はついに家も墓も建てられず、いつまでも居候です。
あまり縁の濃くなかった父親には、お前なんか来るな、と叱られるかな、と思いつつ、坂道を下って行きました。

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