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私は、だらしない 

タリバンに撃たれたあとも活動を続けるマララ・ユスフザイさんの2013年の国連での演説は、ネットを探れば英語で読むことができます。
英語のできない私でもわかる、きちんとした、やさしい英語です。それを授業で使って話をしました。
合わせて、今年ノーベル賞を受賞する

    ムラドさん

のインタビューも紹介しました。彼女はISに拉致され、筆舌に尽くしがたい屈辱を受けながらも、脱出したあと発言を続けています。
マララさんは「エドゥケーション・ファースト」と言い、ムラドさんは「国家より人道主義」と言いました。
「源氏物語」の夕霧巻に紫の上が女の身のつらさを思う場面があります。彼女はそこで「悪しきこと、よきことを思ひしりながらうづもれなむもいふかひなし」と思います。悪いこと、よいことを

    わかっていながら

言わずにいるのはふがいないことだ、というのです。唇寒し、と、権力者におもねたり、報復を怖れて黙ってしまってはいけないのです。
私は、だらしない。
きちんと言うべきことを言わねばなりません。

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