fc2ブログ

こどもと小動物(1) 

映画などの映像に、犬や猫、それも小さなものがキャンとかニャーとか鳴いているカットを使うと人の心を打つことがあります。切なくなってくるのですね。
人と小動物のふれあいなんて、しばしばドラマなどに出てきます。南極のタロ・ジロとか、忠犬ハチ公とか、先日の新聞には、猫と高齢男性を主人公とする映画が公開されるという広告が出ていました。
文楽で言うなら、

    キツネ

が大活躍しますね。九本のシッポを持つ強烈なパワーの持ち主もいますが、むしろどこかけなげで切ないのが多くて、信太の森の母狐とか、親を慕って鼓を追う狐とか、恋しい人のために狐の霊力を借りる娘とか。新作でも有吉佐和子さんが人間の男を想う狐を書きました。
しかし、文楽では、犬はあまりにも身近過ぎるのか、狐ほどのインパクトはなさそうです。おいしそうにおにぎりをほおばる狆(ちん)はいましたが、野良犬はかわいそうにも石で追われたりします。
意外に、狸が見当たらないですね。

    子ども

も同じで、小さい子どもが出てくるとやはり切ない気持ちになります。赤ん坊が泣いているとそれだけで胸が締め付けられるようです。
ご飯を自由に食べさせてもらえずに空腹を抱えるこどもとか、煙草を吹かしたりしながらも母親を恋い慕う双六名人の馬方とか、やはり母を慕って大きな柳の丸太を動かしてしまう男の子とか、幼くして母親の仇を打つ未来の武将とか、雪の中で母親に自分の着物を着せるけなげな娘とか、殺されてしまう子供も少なくないですね。

にほんブログ村 演劇ブログへ
 ↑応援よろしく!

KatayamaGoをフォローしましょう

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/4908-25029d33