fc2ブログ

宇治というところ 

今は京阪電鉄宇治線やJR奈良線がありますからそれなりに便利な街になってはいますが、宇治は京から見れば「都の辰巳」なのです。
山と川があって風光明媚ではありました。宇治川には「網代」という魚を捕る仕掛けがなされることで有名でした。川の中に杭をたくさん立てて魚の行き場を狭め、その進路に簀子をしいてそこに魚がのぼってくるようにした仕掛けです。『石山寺縁起絵巻』にその仕掛けがはっきり描かれています。
奈良街道があって、都から長谷寺などに参詣するときなどはここを通っていきました。
貴族は、川遊びができて風景もいいのでこのあたりに別荘を建てることがあり、藤原道長が持っていた別荘は、やがてその息子によって

    平等院

という寺になります。あの、阿弥陀堂(鳳凰堂)で有名なお寺です。
宇治川は琵琶湖から流れてきて、宇治のあたりでは南東から北西に流れるような形になります。
なんとなく逆流しているような錯覚を覚えるので、これもおもしろいのです。
『源氏物語』の終盤はここが舞台になるので、宇治市は源氏物語ゆかりの町として観光客を迎え入れています。

    源氏物語ミュージアム

も、なかなか雰囲気のいいところにあるのです。
そのほかにも紫式部の像が宇治橋のたもとにあったり、『源氏物語』の人物である匂宮と浮舟の像があったりします。
宇治神社、宇治上神社、橋姫神社などもあり、お土産には宇治茶と、至れり尽くせりです。
宇治より京都寄りの木幡というところは藤原氏の墓のあったところです。藤原道長はこの木幡に浄妙寺という寺を建てて先祖を供養しました。
私が一般の方の講座で読み続けている『源氏物語』はついにこの宇治を舞台とするところまでやってきました。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログへ
にほんブログ村
↑応援お願いします
KatayamaGoをフォローしましょう

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/5236-04a97fdd