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プロだからといって 

COVID-19が話題になり始めたころ、何人もの医者が「あれは風邪みたいなものだ」とか「インフルエンザほどの感染力はない」とか「致死率は低い」とか、安心させようと思ったのかもしれませんが、ネット上でずいぶん楽観的な情報が流れていたことがありました。
また医者から聞いた話として同じようなことを言う人も少なくなかったのです。私もついそれを信じて、甘く見ていたことがありました。
プロの言うことだからといって必ずしも信用できるわけではないのですね。そりゃそうです。医者と言っても

    感染症の専門家

ばかりではありません。また、専門家であってもであったことのないウイルスの正体をそんなに簡単に見極められるものではないでしょう。
SNSがあっという間に情報を伝えてしまいます。玉石混交の情報です。
このブログでも書いたはずなのですが、私も去年の3月に、ちょっとしたことを学生向けにツイートしたら、1万6千回以上リツイートされて、「いいね」が3万7千以上ついたことがありました。ウイルスの増殖みたいな気がしたものです(といったら、「いいね」をしてくださった方に失礼ですね。すみません)。あげくには見も知らぬ人からああだこうだと(笑)細かいことを指摘されてほんとうに閉口しました(結局、それ以上リツイートされるのが嫌で削除してしまいましたが)。
ひょっとすると、COVID-19について「たいしたことはない」とつぶやいていた医者の中には、私と同じように、親しい人に過剰な心配をかけたくないという気持ちでつい書いてしまった人もいたかもしれません。
何万回もリツイートされると、それはもうつぶやきではなく、多くの人に聞こえる

    大音声

になります。
私のような無名の学校教員が大音声を挙げると「またこいつ、馬鹿なことを言って」で済まされるでしょうが、知名度のある人が言ったことばであれば下手をすると間違ったことまで信じてしまう人がいます。綸言汗のごとし。覆水盆に返らず。一度出てしまった言葉は取り返せません。
昨日書いたような「正義の剣闘士」が「こうだ!」と言ったら、メディアが批判もなしに飛びつき、大衆に「そうだ、そうだ」と言わせる。こういう無批判は、はなはだ危険だと思います。
プロだからといって、正しいことを言うとは限りません。

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