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短歌を詠もう 

4月以降、「硬貨を使おう」プロジェクトとともに、「短歌を詠もう」プロジェクトも開催中です。
私は子どものころから詩を書けと言われるとどうすればよいのか意味が解らず、むしろ5と7のリズムで書ける俳句や短歌の類が好きでした。といっても、寺山修司のように早熟な俳人、歌人ではありませず、ただ5と7の音をつなげて遊んでいるだけでした。学生のころから少しは短歌を詠もうという意欲が湧いてきましたが、指導を受けるわけでも結社に入るわけでもなく、ただ思いつきを書くばかり。今もってその状態が続いているという、何の進歩もない「短歌愛好家」です。
4月以降読もうと思ったのは、やはり

    COVID-19の流行

によるのです。家で「方丈の暮らし」をしていると、じっと目を閉じて何かを考える時間を作ることができます。また、散歩すると季節の巡りを普段以上に目の当たりにすることができます。
そこで、むなしい時間を送るだけにならないように、せめて腰折れなりともひねろうと思ったのです。相変わらず愚作ばかりですが、プロではありませんからそれでいいのです。
これまで詠んだ短歌から少し挙げてみます。Facebookにはアップしているのですが、さらに少し推敲したものを書きます(下手な考え何とやら、ですが)
  家に居てただパソコンのキーを打つ
    四月の歌は明るかるべきを
  息を病む人あまたありかくもまた
    涙に似たる桜はなびら
  怒りとも嘆きとも見ゆひさかたの
    今宵は赤き十六夜の月
  街路樹の白ハナミズキ散りそめて
    道行く人のマスクとなりぬ
  ねぎ一本きざみてひとり歌を詠む
    けだるきまでに日は長くして
  ウイルスは春告げ鳥に名こそ似れ
    そのいとなみのいとはしきかな
  アンドレやオスカルといふ名の薔薇に
    マスク外せり人げなき朝
  嘘といふ息吐かざればアスパラの
    小さき花の命うるはし

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