都会に出ないので
- 日々牛歩
- | トラックバック(0)
- | コメント(0)
私は新型コロナウイルス(SARS-CoV2)が出現するまでも、めったに街中には出かけない生活をしていました。数か月に1度くらい神戸とか京都とか大阪といった街に出る(美術館に行くのが主な用事)くらいで、めったにひとごみには入らないのです。入るとすれば日々の電車ですが、これも満員にならない時間帯(6時ごろに乗って7時ごろに降りる)に使うことがほとんどで、いわゆるラッシュ時には遭わないようにしてきました(帰宅電車はやや混みますが)。
それだけにこの新しいコロナウイルスによる感染症(Covid-19)が問題になり始めたころも、
危機感が薄かった
のです。二月下旬には何でもないように東京まで出かけ、マスクもしないで連日地下鉄に乗りまくっていました。美術館もまだ開いていましたから、国立博物館など、混雑する中をかき分けるようにして見物していたのです。今思えば信じられないような光景でした。
その後、日本でも亡くなった方が次々に出て、私の住む町の病院でも感染者が出たりしました。こうなると鈍感な人間なりに本当にまずいんじゃないかと感じるようになりました。その結果、四月以降はさらに家にいることが多いのですが、何しろ以前がそんな生活だったので、多くの方が感じていらっしゃるほどの、
苦痛
はありません。
ご隠居生活よろしく植物を眺めたり、歌を詠んだりしながら、できるだけ日常生活で落ち込まないようにしています。このブログを書くことも生活を円滑にするためのひとつの方法です。
さて、この騒ぎがいくらかでも沈静化した時、都会に出るというのが面倒になっているのではないかと今から不安です。
光源氏も50歳を過ぎて嵯峨に隠棲しました。私もそろそろ、と思うのですが、よく考えたら、そんなことをする余裕なんてなく、また小銭稼ぎをしなければならないのでした。
にほんブログ村
↑応援お願いします
- [2020/05/20 00:00]
- 日々牛歩 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/5362-854760a6
- | HOME |
コメントの投稿