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警察 

「着物警察」というのがあると聞きました。何のことかと思っていたら、着物を着ている人に対して、厳しいチェックをする人のことだそうです。素材がどうとか季節に合わないとか着こなしがダメだとか・・・。着物というものを持っていない、何の知識もない私のような者にとっては、どこがどうおかしいのか、よくわからないのですが、詳しい方にとっては気になるものなのでしょうね。しかし、あまり難しく考えなくてもいいのに、というのは着物知らずの私だから思うことでしょうか。
「皇室警察」というのもあるみたいで、皇室のことを何か言おうものなら厳しいチェックが飛んでくるようです。私もツイッターで天皇のことを「天皇」と書いたら「『陛下』を付けろ」と言われたり、「ツイッターならしかたがないが、普段は付ける方がいいですよ」とていねいにご指導をいただいたりしました。
「タカラヅカ警察」もありますね。生徒さんの名前を書き間違えたら、見も知らぬ人からすぐさま反応がありました。ファンの人にとっては許しがたいことなのでしょうね。
「文楽警察」ってあるのかな? たとえば豊竹咲太夫さんを「咲太夫」と書いても「咲大夫」と書いても専門家以外なら許されると思いますけどね。

    「豊竹さん」

と呼ぶよりはずっといいと思います(笑)。
近ごろは「自粛警察」というのがあって、県外ナンバーの車が駐車していると「帰れ」とか「ウイルスを運んでくるな」という紙をごていねいにフロントガラスのワイパーに挟み込んでいく人があると聞きました。ナンバープレートに「自粛しろ」と落書きされた方の証拠写真も見ました。そういうことをする暇があるのなら、その人こそ家で「自粛」していた方がいいと思いますけどね。ああいう人って、何枚も紙を作ってどこかにひそんでいて、車の持ち主が店に入った隙に挟み込むのでしょうか。あるいはそういうときに落書きしては逃げて行くのでしょうか。それなら小学生の「ピンポンダッシュ」と同じでしょう。隠れてコソコソするなんて、とても

    陰湿

だと思います。ほかにも、営業している店にいやがらせの電話をしたり、医療関係者を村八分のようにしたり・・。「自分のしていることは正しい」と思いこんでこういうことをするのはなさけないことです。
警察は、なくて済むなら、なければいいのです。しかし社会を安全に維持するために最低限必要なので、いわゆる「警察」があるのです。余計な警察はいりません。

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コメント

逆効果?

藤十郎さん

社会が危機に陥ると、他者に不寛容になりがちだと古代ローマ史の本に書いてありました。

ローマ帝国が末期に近づくと、それまであっけらかんと生を謳歌していたのが、急にあれこれ厳しくいわれるようになったそうです。



着物警察と聞くと着物を着るのがなんとなく億劫になり(そもそもそんなに着ていませんが)、
他県ナンバーに嫌がらせをする人が○○県には多いと聞くと、そんな不寛容な県には住みたくないなという気持ちになります。

♫ゆかりさん

感染者の多いニューヨーク州の知事が、この危機に際して大切なもののひとつとして「寛容」を挙げていました。寛容になりにくいからこそ寛容であるように心がけるべきだと思います。
ゆかりさんの着物姿をいつか拝見したいものです。d(^_^o)

ニューヨーク知事さん、さすがですね!なんだかジーンときます。

京都に卒業旅行に行ったとき、平安貴族の女性の外出着を着てみました✨

♫ゆかりさん

いわゆる壺装束をお召しになったのですね。
笠や虫垂れもなさったのかなあ?
いい経験でしたね。

壺装束

そうですね、壺装束で袿などを着ました。

残念ながら笠や虫垂れはありませんでした。

機会があればそういう格好もしてみたいです。

「平安時代の女性の旅装束!壺装束を体験するなら絶対ここ」
https://heian-jidai.com/492.html

壺装束姿で、階で扇を持った写真が・・・どこに行ったのか?

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