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仏像を知らない(2) 

仏像の入門書はいろいろ出ています。そこで、中学生になった気持ちで写真の多い、しかも持ち運びの簡単な軽い解説書を求めて図書館に行きました。
毎日新聞社の「めだかの本」シリーズの「魅惑の仏像」が何冊か置かれていました。100ページほどで写真が多く、すぐに読めそうでしたので、まずはこのあたりから、と出発しました。
宇治平等院の阿弥陀如来、飛鳥法隆寺の釈迦三尊像、奈良新薬師寺の十二神将、奈良東大寺の四天王の順に読みました。
像の話、それぞれの仏神の話、寺の話のほか、塑像、木造、金銅像などさまざまな

    像の作り方

の解説もあって、入門には便利でした。
私は不器用で、工作というのがまるでダメ。小学校の図画工作の時間は自分の無能を思い知る時間でした(涙)。中でも、石膏細工なんていうのはきれいにできたことがありません。高校の芸術科目(音楽、美術、書道)の選択では、一番に美術を外したほどです(悪筆を少しでも普通に近づけたいと思って書道を取りました)。
塑像というと、現代なら石膏像やブロンズ像にする原形のようなイメージがありますが、たとえば新薬師寺の十二神将などは土で作ったものがそのまま完成作品になっています。土は乾燥したら縮んでしまうでしょうし、その結果割れてしまうこともあります。そこをうまく工夫して塑像が作られたのです。
このたび学んだのですが、骨組みにあたる心木に大体の姿を決める荒土をつけていって、その上に形を決める中土をつけるそうです。これにはもみ殻などが混ぜられていて、それが土痩せを防ぐのだそうです。そしてその上に仕上げ土できれいに整えていくのだとか。その際に、目には

    ガラス玉

をはめ込んで、これで一気に生命感が出るのですね。さらに白土を塗って、いよいよ彩色をします。像そのものは亀裂もなく残っていることが多いようですが、この彩色はどうしても剥落してしまいます。ただ、それはそれで歴史の深みを感じさせるようで美しくすらあると思います。
金銅像や木造の作りについても学べておもしろく感じました。寄木造については何となくわかってはいましたが、きちんと説明してもらうとうまくできているものだと感じます。
このあと、もう少し続けてこのシリーズを読んで、できればいくらか専門色の強いものも勉強したいと思っています。
ただ、そのころには塑像ってどうやって造るんだっけ? と早くも忘れているような予感があります(笑)。

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