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方弁? 

あまり口をはっきり開けずにしゃべると、もごもごとして発音も不明確になります。また、しっかりきれいな言葉を使う人に耳を傾けないと、あやふやな言葉を覚えてしまいます。
そういうことを痛感するのが最近のSNSなどに見られる若者の言葉の誤りです。「スーパーの定員」という言葉はあきらかに「店員」なのですが、普段から「ていいん」と発音しているからこういう間違いが起こってくるのでしょう。この「enin」を「えいいん」あるいは「えーいん」と発音するものには「原因」「全員」などいくつもあります。たしかに発音しにくい言葉で、早口でさっと言い流せば意味が通じてしまうので誤りに気づかなくなります。あげくには「原因がわからない」という文を書こうとして「geiin ga wakaranai」とキーボードを打ち、変換したら「鯨飲がわからない」などになってしまったりするのです。そして「このパソコン、おかしいんじゃないか」と機械のせいにする人もいるようです。こういう誤りについては、きちんと説明すると分かってもらえるのですが、先日「これは関西の

    方弁

なのでしょうか」と言われてまたビックリでした。どうも近ごろは「方言」のことを「方弁」というらしいのです。字も「方弁」と書くそうです。「大阪弁」「東京弁」などの「弁」に引きずられて、「うそも方便」の「方便」と混同してこのような言い方が増えてきたのかもしれません。
「~せざるを得ない」を「~せざる負えない(追えない、終えない)」と書く人が増えていることなども併せて考えると、「ことばの音」に関して敏感さがなくなっているのではないかと思ったりします。
表記がいいかげんなのはもちろん日本人に限ったことではありません。最近は英語圏でも、特にSNS上などでは「How r u?」などという表記がどんどん浸透しているようです。
「btw」「rgr」「u 2」「c u」など、ほとんど

    判じ物

のような感じです。
「How r u」は「How are you(ごきげんいかが?)」、「btw」は「by the way(ところで)」、「rgr」は「roger(了解)」、「u 2」は「you too(君も同じだね)」、「c u」は「see you(またね)」ですが、パッと見た瞬間はわかりません。
言葉を崩すのは面白いものです。詩だって、言葉をぎりぎりまで崩す技ともいえると思います。ただ、従来の言い方を踏襲しているつもりでそれができていないのはやはりまずいでしょう。
うるさいなぁ、と思われつつも、今後もいろいろ苦言を呈したいと思っています。

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