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オリンピックだ、万博だ 

昭和の話は、若者にしてもまったく通じません。何しろ歴史上の出来事ですから。それはそうです、私の世代だって、戦争の話などされても「そういうことがあったんだな」というだけで実感は持てないわけですから。
東京オリンピックというとどうしても昭和39年のことになってしまいます。あのころは国を挙げて何かに向かって邁進するという昂揚する気分があったのでしょう。私はまだそういうことは何もわかりませんでしたが、何となく、日本が世界に大きな顔ができるようになったのだろう、というくらいには思っていたかもしれません。
そして、その6年後には大阪府吹田市で万国博覧会があり、ますます世界に羽ばたく日本という雰囲気が作り出されていったように思います。
ちょっとした疑問なのですが、オリンピックにせよ万博にせよ、「アトランタオリンピック」「上海万博」のようにふつうは都市名を冠して呼ばれます。「ジョージア州オリンピック」「中華人民共和国万博」とは言わないですよね。神戸でオリンピックをすれば神戸オリンピックでしょう。ところがなぜか吹田市で行われた万博は

    大阪万博

と言っています。関西の人はともかく、今となっては吹田市で行われたことを知らない人が多いのではないでしょうか。吹田市が小さな町で、世界に通用しないというような事情なのでしょうか。なんだか「神戸オリンピック」ではなく「兵庫オリンピック」と言われるような感じでむずむずしてしまいます。
来年は、東京でオリンピックをおこなう予定になっています。もう先延ばしすることはないでしょうから、何が何でも、という気持ちの人が多いのでしょう。私はそもそも真夏にあんなところでオリンピックなんてとんでもないと思っていましたので、経済の問題を抜きにするならこんな我慢大会のような催しは理解不能でした。気候面から考えると、今の日本でオリンピックができるのはせいぜい札幌くらいではありますまいか。しかし世間はそんな夢物語に付き合っている暇はないのです。世の中では経済の問題こそが重要なのであって、多くの人を集め、多額の収入を見込んで計画、投資してきたオリンピックは、やめるにやめられないというジレンマに陥っているようです。
思えばオリンピックはすっかり

    変容して

しまいました。アマチュアの祭典であったものが、いつしかプロが出場するのが当たり前になりました。平和の催しであったものがお金儲けの手段に変わりました。アメリカの放送局の都合によって日程が決められるのが今や常識です。派手な演出、政治がらみの争い・・・。
私が楽しめたオリンピックはメキシコシティで終わりかもしれません(メキシコオリンピックの「メキシコ」は国名でなくて「メキシコシティ」を意味する都市名なのかな?)。あの頃は純粋に「アマチュアの祭典」らしい催しで、会社員選手の出場した日本のサッカーが銅メダルを取れるような時代でした。
一方の万博は今度こそ正真正銘の「大阪万博」を開催する予定だそうですね。私はそこまで生きているかどうかわかりません(^^;)し、仮に元気であっても興味がないので行くことはありません。それだけに、どういうことをする予定なのかも知りません。カジノに万博・・・こちらも何かと暗雲が漂っていて、大阪のさらなる地盤沈下にならなければいいのですが。

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