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卒業式の花 

もうほとんど忘れてしまいましたが、小学校1年生のときの国語の教科書は「たろうさん はい はなこさん はい」で始まるのだったかな?
もっと古い教科書では、「サイタ サイタ サクラガサイタ」だったそうで、カナカナで始まるのが時代を感じさせます。1ページ目かどうかは知りませんが、「アカイ アカイ アサヒ アサヒ」「コイ コイ シロ コイ」「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」「モシ モシ ユキコ サン デス カ ハイ サウ デス」というのもあったようです。「コイ コイ・・」というのは「来い、来い、シロ(犬の名前)来い」のようです。「モシモシ・・」は糸電話で話している様子のようです。この糸電話の会話はすごいですよ「アナタ モ アソビ ニ イラッシャイ マセン カ」「ハイ アリガタウ。スグ マヰリマス」と敬語がきちんと使われているのです。こんな年齢でこういう言葉を習っていたのですね。昔の人の言葉遣いがどうしてあんなにきれいだったのかもわかるような気がします。
1年生のときにどんな勉強をしたのかなんてもはや記憶の彼方ですが、あの当時の(今も似たり寄ったりでしょうが)入学式が

    4月8日

であったことは間違いないと思います。
当時の子ども向けのカレンダーというと、1月は「お正月」2月は「雪合戦や雪だるま」、3月は「ひなまつり」、そして4月は「満開の桜の中でおこなわれる入学式」が定番でした。
実際、おおむね入学式のころが桜の満開で、時にはまだ咲ききっていなかったこともあったと思います。それが20年ほど前くらいでしょうか、4月の初めくらいに満開になって、入学式は花吹雪の中でおこなわれることもあったように思います。
しかし、今やそんな生易しいことでは済まないようです。今年、ソメイヨシノを最初に観たのは3月16日でした。近くの公園にわずかに咲いていたのです。それにしてもびっくりしました。そして一週間ほど経ったころには五分咲きくらいにはなっていたでしょう。
私がもうひとつ小学校のことで覚えているのは、卒業式が3月23日だったことです。ほかの学年は25日が終業式だったのに、6年生は2日早く春休みに入りましたから、得をしたような気になったのです。
ということは、今年に当てはめるとソメイヨシノはいつのまにか

    卒業式の花

になりつつあるように思えるのです。これはけっして喜ばしいことではないでしょう。それだけ気象が急速に変化しているのだろうと思われるからです。
もういまさらソメイヨシノを「入学式の花」に戻すのは難しいのでしょうか。関西では「お水取り(東大寺二月堂修二会)が終わると春が来る」といわれますが、お水取りの直後に桜を見るのはいくらなんでも早すぎます。

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