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カフェ 

「喫茶店」という語はもう死語になっているのでしょうか。どうも「カフェ」という語が事実上それにとってかわっているように思えるのですが。こういうアバウトなことしかわからないのは、私はもう「喫茶店」にも「カフェ」にもまったく入らなくなってしまったからなのです。
私が「カフェ」と言われると思い出すのはやはり

    道頓堀行進曲

です。「赤い灯 青い灯 道頓堀の川面にあつまる恋の灯に なんでカフェーが忘らりょか」でしたっけ。
細かいことを言うと「カフェ」はアルコールの提供ができる店のことで、喫茶店はそれができないところだそうですが、どうもあいまいになっているように思われます。学生さんも「カフェでバイトしています」とよく言っていましたが、あれはアルコールありの店だったのかどうか。
古くは「昭和初期、女給のいた西洋風の酒場」(旺文社国語辞典)が「カフェ」でしたから、いわゆる「喫茶店」とはずいぶんイメージが違います。
私などは、「カフェ」と言われると「何だか古くさい」と感じるのですが、今は逆で「喫茶店」が古くさいのでしょうか。
同じ道頓堀行進曲の「酔うてくだまきゃ あばずれ女 すまし顔すりゃカフェーの女王 道頓堀が忘らりょか」というと、どうしても文楽の

    夫婦善哉

で豊竹嶋太夫師匠がお歌いになっていたのを思い出してしまいますが、カフェーの女王はすまし顔をするものだったのですね。
私の学生のころは「喫茶店」とは言わず「茶店」でした。といっても「ちゃみせ」ではなく「さてん」です。「サテン」とカタカナで書いた方がイメージが湧きやすいです。
「学生街の喫茶店」という歌もありましたが、けっして「学生街のカフェ」ではありませんでした。
学生のころ入った店は当時親しかった人の好みで名曲喫茶(クラシック喫茶)が多かったかもしれません。ほかにもジャズ喫茶もありました。今はもうコーヒー自体もあまり飲まなくなってしまいましたが、あのころは少し酸味のある苦めのコーヒー(もちろん砂糖など入れません)が好きで、気取って飲んでいました。
独りでコーヒーを飲みながら考えごとをする、なんてかっこいいのですが、もう今後はそういうこともないでしょう。

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コメント

藤十郎さん

「名曲喫茶は珈琲の値段が滅法高い割に、何時間いてもいいし、読書会をすることもできる」
とある本に書いてあったのですが、本当でしょうか?

駅のカフェ(スタバ、ドトールなど)はお手洗いもないことが多く、椅子が小さくて座りにくいです。

「喫茶室ルノアール」はお値段は高めですが、打ち合わせも昼寝すらできるそうで、椅子の座り心地もとてもいいですし、昔ながらの喫茶店のよさを感じます。

🎵如月さん

読書会をしたことはないのですが、そんな感じですね。一曲聴いているとそれだけで30分経ってしまったり。
私、ドトールもコメダもスタバも入ったことすらありません(^^;;
如月さんとお茶を飲んで以来、喫茶店、カフェに一度も行ってないくらいですから。

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