公園は賑やか
- 日々牛歩
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私の住む兵庫県は、またしても緊急事態宣言の檻に入れられてしまいました。私のように、特にどこに行くというわけでもない者にとっては、緊急事態と言われても生活に何も変化はないのですが、やはり散歩に出ると町の様子は以前とはかなり変わっているように思います。
私は今もマスクをして歩くと呼吸が苦しくなります。何かの用事で店に10分も(マスクを着けて)入ったりしたら、出た瞬間にフワーッと深呼吸をしたくなります。そんなありさまですから、長い時間歩くときなど、相変わらずマスクは着けられません。
以前なら、そういう人はわりあいにましたし、咎められることもありませんでした。しかし先日は、道の反対側を歩いていた人にじっと睨まれてしばらく視線を外されませんでした。ひょっとしたら何か
非難の言葉
も出されたのかもしれません(あちらはマスクですから見えません)。やはりみなさんかなり神経質になっているように思います(私が無神経なだけとも言えますが)。
そんなわけで、私はできるだけ人とすれ違うことのない歩き方をするようにしています。人の少ない時間帯に歩いたり、前から人が来たら道の反対側に行ったりしているのです。万一それができずにすれ違うときは手やハンカチで口を覆うようにしています。
そんな状態なのですが、ウイルスの蔓延を感じさせない場所もあります。好天の日の公園です。私の家の近くに広々とした公園があり、お昼ごろにそのそばを歩くと、最近よく見られるポップアップテントや
ワンタッチテント
が、所狭しと設営されているのです。なるほど、テントにいれば感染リスクはないのかもしれませんが、実際は中に入っているのではなく、外に出てシートを敷いて昼ご飯を食べ、そのあとは子どもたちとボール遊びなどに興じている人がたくさんいます。
高校生くらいの女の子たちが3人ばかり、スカートを気にもせずあぐらをかくというあられもない(って今ごろ言わないでしょうか)姿ではしゃいでいるところも見ました。
屋外ですし、多くは家族でいらっしゃっているのでしょうから、それほど気にしなくてもいいようには思うのですが、何と言ってもそういうグループが数多く集まって、しかもとなりのグループとは何メートルも離れてはいません。平和というかのんきというか、ここはウイルスも立ち寄らないのかもしれない、と錯覚させられます。江戸時代あたりなら「久松るす」とでも札を上げるところでしょうが、そういうまじないもせず(あたりまえ)、世の憂さを晴らしていらっしゃるようです。
そういう公園を横目に観ながら歩いている私も、当然マスクはしていないのですけれども。
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- [2021/05/04 00:00]
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