夜の街
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ずいぶん前のことですが、ウイルス感染の元凶は「夜の街」だという風評が立って、迷惑した方も多かったという話題がありました。「夜の街」という言葉は何か怪しげな、誘惑に満ちたような印象を与えます。それだけにこのウイルス蔓延の世の中では批判されても仕方がないといわんばかりで、それをまた政治家が安易にしかもこぞって使ったために、迷惑をこうむった方がいらっしゃったのでしょう。
私も、以前は東京の歌舞伎町や六本木、大阪のミナミなどで夜中にうろついたことがないわけではありません。六本木から親の家(芝公園)に帰るときには明らかにそれとわかるお姉さんから「少し休んでいかない?」とお誘いを受けた(笑)こともありました(丁重にお断りしました)。ミナミではお金持ちの社長さんに連れられて閉店(午前3時頃?)までクラブで過ごして、梅田までぶらぶら歩いて
始発で帰った
こともありました。あの時、社長さんは5万円だったか6万円だったかのお金をポンと出してくれて、座席に来た女の子(韓国から来ていたダンサーでした)に1万円札を「ホレホレ」と言いながらあげていました。もちろん、クラブというところに入ったのは後にも先にもその時だけです。
今はもうそういうことをする元気もお金も社長さんもありません(笑)。
外食もすることはありませんので、暗い道を歩くというと、仕事が遅くなって帰る家路だけになりました。
先月の終わり、天皇誕生日、じゃなくて、何か知らない(笑)祝日の日は一日中雨が降っていました。ところが、夕飯を終えたあと、外に出てみるとすっかり晴れていましたので、歩いてみようかなと思いついたのです。
所詮
田舎の街
ですから、盛り場があるわけでもなく、電車がついたらパラパラと人が降りてくるだけでした。雨のあとでしたので、川を見るとかなり水量が増えていてこわいくらいでした。夜の8時過ぎでしたが、駅前の店はほとんど閉まっていたのですが、「非常事態宣言」ゆえか、いつもこれくらいには閉まっているのか、何とも判断できませんでした。
2駅分くらい歩いたのですが、すれちがった人は数えられるくらいでした。雨上がりでもありましたし、何と言ってもこのご時世ですから、そんなものでしょう。ところが、唯一「営業中」という店がありました。よく知らない店なのですが、エスカレーターがまだ動いていて、階上にあるちょっとした飲み屋のようでした。なかなか勇気がある(?)店だと思ったのですが、こんなところでこんな時間に営業して、お客さんは入るのだろうかと不思議でもありました。
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- [2021/05/15 00:00]
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