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大関の休場 

大相撲五月場所は、特に大きな感染問題も起きることなく、東京という全国最大級のウイルス蔓延地域で23日に千秋楽となりました。関係者のみなさんはよく努力されたことだと思います。
そんな中で、ひとつの汚点として残ったのは大関の休場でした。何でも非常事態宣言下で、相撲界は特に厳しく「不要不急」の外出を禁じていたにもかかわらず、「キャ・・」というところに通っていたというのです。この「キャ・・」というところは、私は行ったこともなく、具体的にどういう場所なのかもわかりません。ネットで調べてもいまひとつ明確なイメージがつかめません。「キャ・・」などと不明確な表記をしたのは、禁止ワードに含まれるかどうかはっきりしないからです。禁止ワードになると、パソコンから見られない可能性もあるので、こんな言い方にしました。お分かりと思いますが、うしろに「バクラ」という言葉がつきます。
大関といっても、若い男の子(しかも年齢の割にお金を持っている)ですから、

    遊びたい気持ち

もあるでしょうし、贔屓筋に招かれることもあるでしょう。また、若いエネルギーを持て余す気持ちもわかるような気がします。何もないときであれば、これくらいのことは問題にすることはないとも思っているのです。むしろ「お相撲さんはもてますねえ」と笑っているのが粋なのではないか、とさえ考えています。ただ、今は時期が時期です。以前、ある親方がやはりこの状況下で繰り返しマージャン店に入り浸っていたというので問題になり、ついに退職されるという出来事もありました。今、大関は事実上一番高い地位でしょう。いくら若者だからといっても、その人が模範を示さないのは問題だろうと思います。
ただ、昨今ありがちなことですが、彼を非難(いわゆる「バッシング」)して快哉を叫んでいるだけというのはよくないでしょう。

     過ちは赦すべき

だと思います。相撲愛のある人ならば特にそういう思いを持つべきだと思います。ただそれだけでは単なる甘やかしにつながりかねないので、同じことを繰り返したら今度はもう赦されないよ、ということを伝えたうえであまり責めないでほしいと私は考えています。
私は、相撲はあまり熱心に観る方ではないのですが、なんでもかんでも「不祥事」が起こるたびにバッシングに明け暮れているネット民の一種の「閉塞感」に嫌気がさしていることもあって、大関に対する思いを述べてみました。

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